
巨人育成のマレク・フルプ外野手(26)が支配下登録されることが11日、決まった。12日DeNA戦(横浜)から1軍に即合流する見込み。フルプは米独立リーグから昨季9月に入団テストを経て加入した。23年の第5回WBCの日本戦では佐々木朗希から二塁打をマーク。チェコ国籍として初のNPB選手として支配下昇格を目指していた。
今季ここまでイースタン・リーグで65試合に出場し、2割6分8厘、4本塁打、29打点と猛アピール。直近では9日西武戦(カーミニーク)でボーの変化球を豪快に左翼席へ運んだ。キャベッジ、ヘルナンデスの両助っ人の苦戦が続き、得点力不足が否めない打線の起爆剤として“欧州の長距離砲”が1軍戦力に加わる。