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北米ホンダ・パイロットに特別仕様車、Black Editionが登場! 価格は約527万円(4万9920ドル)


北米ホンダは2020年6月17日(現地時間)に、中型SUVのパイロットの特別仕様車を発表した。

ホンダ・パイロットは、日本未導入だが北米では2002年から販売されている中型SUVである。「中型」と言っても、北米においての「中型」。ボディサイズは全長4940mm×全幅2000mmとかなり大柄。3.5ℓV6エンジンをフロントに横置きするSUVだ。




今回発表された特別仕様車は、黒の20インチホイールとトリム、ワイヤレス電話充電、ハンズフリーアクセス電源テールゲートなどのプレミアム機能を装備している。また9速トランスミッション、パドルシフト、アイドリングストップがパイロットのラインアップ全体で標準装備となった。

この特別仕様車は人気のあるEX-Lトリムをベースにしており、これまではトップトリム専用であった追加機能を備えていえる。EX-Lの豊富なレベルの装備に加えて、レザーシート、2列目サンシェード、2ポジションのメモリー設定を備えたパワードライバーシートに加えて、20インチのブラックホイール、ルーフレール、グリル、フロント/リアスキッドガーニッシュ、足で作動するハンズフリーアクセスパワーテールゲート、ワイヤレス電話充電器が採用された。

また同時にパイロットの2021年モデルも発表された。ツーリングは、Hondaサテライトリンクナビゲーションシステム、Blu-Rayベースのリヤシートエンターテインメント、パーキングセンサー、車載Wi-Fi、暖房付きの2列目の船外シート、2列目のキャプテンチェア、インラインLEDヘッドライト、クロームドアハンドルなどを含むエクステリアスタイルの強化が行なわれた。




一方、エリートトリムは、標準の2列目のキャプテンチェア、デュアルムーンルーフ、換気式フロントシート、自動防眩および電動折りたたみ式サイドミラー、レインセンシングワイパー、ヒーター付きステアリングホイールなどをさらに追加した。




Black Editionは、黒く塗られたホイール、グリルのブラックアウトトリム、ウィンドウサラウンド、ドアサッシ、赤い室内照明、穴あき革の赤いハイライトを追加する。 2021年の新機能、パイロットブラックエディションがプラチナホワイトパールで利用可能になった。

パイロットは8人乗り(オプションで2列目をキャプテンシートした場合7人乗り)で、ワンタッチウォークイン機能により3列目に簡単にアクセスできるようになっている。またすべてのグレードにHondaSensingが標準装備され、安全装備も充実している。




また2021年モデルは、オフロードおよび全天候型の運転能力が、インテリジェントな可変トルク管理システム(i-VTM4)によって支援され、真のトルクベクタリングを実現したという。AWDモデルに標準であるi-VTM4は、電子制御の油圧作動式リヤデファレンシャルを使用して、エンジントルクをフロントアクスルとリヤアクスルに配分し、左右の後輪に動的にトルクを分配する。これによって、全天候での優れた操作性と、ニュートラルで正確なステアリングを実現した。




2021年型パイロットは


LX(2WD)モデルのMSRP(標準希望小売価格)が約345万円(3万2250ドル)。Black Edition(AWD)が約527万円(4万9920ドル)である。

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