複雑に入り組んだエンジン周りに注目!縦型エンジン搭載のエイプ100が、独自の後付けターボチャージャーシステムによって超ヘビーなフォルムにチェンジ。月刊モトチャンプ誌で行われたミニバイクドラッグレース「SS1/32mile(50.29m)」を3秒台で激走するエイプ100改をご紹介しよう。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
PHOTO●岩島浩樹(IWASHIMA Hiroki)
※4MINIチャンプ7より(2004年発売)
※この記事は4MINIチャンプ7(2004年発売)を元に再編集したものです。情報は掲載当時のものとなります。
ヘビーな外観だけでなく、ターボのしくみや加速力も超本格派
『SS1/32mile』のステージにおいて、このエイプ100改は、5000回転あたりからターボが効き始めると、タコメーターの針は1万4000回転まで一気に跳ね上がるという、超過激な走りを披露。ブースト圧は0.8kg(モンキー改は0.3kg以上)に設定済みだ。
撮影時、このエイプ100改のタイムは、3秒833を記録。記録的には3秒前半をマークする2スト勢には及ばないが、ブースト圧が高まる後半25mでの怒涛の加速力は、見る者を思わず「ええ……何コレ……」と絶句させてしまうほどの驚異的なもの。
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