北米スバル(Subaru of America)は、2020年5月の販売状況を発表した。2019年の5月と比べて18.7%減の5万1988台を販売。新型コロナウイルスの影響は大きい。
北米スバル(Subaru of America)が発表した2020年5月の販売台数は、前年同月比18.7%減となった。「ビフォア・コロナ」の2月までは絶好調だったスバルだが、新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまっている。3月期決算ではコロナウイルスの影響が他メーカーに比べて軽微だったスバルだが、ここ来てかなりの痛手だ。
各モデルの販売台数をみていこう。
フォレスター:1万7859台(+11.4%)
インプレッサ:3085台(-44.2%)
WRX/STI:2255台(+6.8%)
アセント:5740台(-23.6%)
レガシィ:1954台(-34.7%)
アウトバック:1万1382台(-36.8%)
BRZ:227台(-1.7%)
クロストレック(XV):9486台(-17.9%)
フォレスターが前年プラスで健闘しているが、ほかのモデルはほぼ前年同月比マイナス。とくにアウトバックの−36.8%は大きく響いている。
1-5月の数字見ると前年同期比プラスになっている車種はない。昨年の1-5月が27万8014台だったのに対して、今年は21万3199台と6万4815台も台数を落としている。毎年販売記録を更新してきた北米スバルだが、さすがに今年は厳しそうだ。