本体、リヤカメラともにコンパクトサイズで取り付け性に優れた2カメラドライブレコーダー。夜間でも明るく鮮明な映像記録ができるのも大きな特徴だ。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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ユピテル SN-TW9500d……オープン価格
本体、リヤカメラのどちらも手のひらに載るほどのコンパクトサイズで、視界を妨げたり目障りになることもなく取り付けられる。リヤカメラについてはブラケット一体型のためガラスとレンズの間隔が狭く、映り込みが発生しにくい。
2つのカメラはともに200万画素CMOSセンサーを採用しているが、一般的に高画質と言われている500万画素CMOSセンサー搭載機よりも夜間は明るい撮影が可能だ。それというのも同じ感度、同じサイズのCMOSセンサーで比較した場合、1個のセンサーは200万画素では2.9μm角、500万画素では2μm角となる。絶対的な画質については画素数が多いほうが有利だが、明るさについては1個のセンサーが大きいほうが優位になるのだ。加えて高感度技術を採用したSTARVISも搭載している。
また、自動で感度を調整する機能を備え、リヤガラスにスモークフィルムが貼られていたりプライバシーガラスが採用されていても映像に影響を受けない。
撮影範囲は本体カメラが水平136°/垂直73°/対角163°、リヤカメラが122°/垂直65°/対角143°ときわめて広く、左右方向まで広くカバーできる。
記録映像は上のようなものでフルHD画質モデルとしてはトップレベルのクオリティ。やはり注目したいのは夜間で、肉眼よりもはるかに明るく見え、とても鮮明だ。フロントはヘッドライトが当たっていない場所の状況も確認ができ、リヤはプライバシーガラスの存在を感じさせない。
映像再生は本体背面の2型ディスプレイのほかパソコンで行える。Windowsパソコンの場合には専用ビュワーソフトが利用でき、車両前後の映像とともに撮影場所の地図、速度、Gセンサー情報などを表示する。
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■ディスプレイサイズ:2型
■最大記録解像度:フロントカメラ、リヤカメラとも1920×1080(フルHD)
■最大記録画角:フロントカメラ水平136°/垂直73°/対角163°・リヤカメラ122°/垂直65°/対角143°