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日本上陸確定! オペル・コンボライフって何者? ベルランゴやリフターとともにカングーを完全包囲


2021年からの日本市場への再上陸をアナウンスしたオペル。現在、明らかにされている導入予定車種のなかでも、最も気になるのが「コンボライフ」だ。聞き慣れない名前だが、写真を見ると、明らかにルノー随一の人気車であるカングーのライバルと思えるルドスパス的シルエットを持っている。シトロエン・ベルランゴやプジョー・リフターとともに、王者カングー包囲網を敷こうというPSAの思惑が見て取れるのだ。

プジョーやシトロエンとともにルノーを狙い撃ち!

 2020年2月、グループPSAは日本市場にオペルを復活させることをアナウンスした。日本市場から撤退したのが06年だから、実に15年ぶりの復帰となる。




 同時に、日本への導入モデルとして、「コルサ」「グランドランドX」、そして「コンボライフ」の名前が挙げられた。コルサは定番のBセグメント・ハッチバック、グランドランドXは流行りのCセグメントSUVだが、多くのクルマ好きの気を惹いたのは、コンボライフだろう。ひとまず写真をご覧いただきたい。

 もはや言わずもがな。日本を含む世界中で絶大な人気を誇り、とりわけ日本においては独占的なマーケットを築き上げたルノー・カングーと真っ向勝負のライバルなのである。




 2017年からPSAの傘下に入ったオペルは、それまでの親会社であったGM、そしてパートナーシップを結んでいたルノーや三菱からOEM供給を受けていた車種を順次減らし、代わってプジョーやシトロエンの兄弟車のラインナップを増やしてきた。




 コンボライフもその一台で、プジョー・リフターやシトロエン・ベルランゴとの兄弟車である。




 リフター&ベルランゴと言えば2019年末に日本に「デビューエディション」が導入され、この2020年から正規ラインナップに加わることで知られている。そこへコンボライフも加えるというのだから、カングー包囲網にかけるPSAの並々ならぬ決意が見て取れる。


  



 基本的構成はリフターやベルランゴと共通だ。ボンネットを持つ1.5ボックス的なシルエットで、フランスでは古くはフルゴネット、最近ではルドスパスなどと呼ぶボディ形態だ。




 高さを活かした開放的な室内スペースを持ち、多くの市場で商業仕様もラインナップしていることもあってカーゴスペースはとりわけ広大だ。頭上の空間を上手く利用した収納スペースの充実も特徴的だ。



 リフターとベルランゴは日本市場に5人乗り+1.5Lディーゼル+8速ATの組み合わせが導入されているが、欧州では7人乗り、1.2Lガソリン、6速MTなども選べる。




 コンボライフの日本仕様の詳細は明らかになっていないが、リフターやベルランゴとは異なる組み合わせを投入してくる可能性はある。とりわけ、ガソリンエンジンの可能性は高いと思われる。




 導入は2021年の後半とされているが、徐々に詳細が明らかにされていくはず。しっかりアンテナを張りつつ、楽しみに待とうではないか。

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