2月20日、フォルクスワーゲンは3月3日に開幕するジュネーブ・モーターショー2020で、新型「ゴルフGTI」を世界初公開すると予告。ティザーとしてプロトタイプのイラスト画像を公開した。
最高で210km/hまでの車速に対応する「トラベルアシスト」を搭載するクラス初のスポーツモデルに
公開された画像は新型ゴルフGTIのフロントマスク。薄型グリルに「GTI」のバッジが装着されるほか、GTIモデル独特のディテールであるレッドのストライプが入っていることが確認できる。また、ハニカムメッシュの大開口インテークを組み合わせたフロントバンパーは、先ごろ同様にティザーが公開された新型「ゴルフGTD」と共通イメージだ。フロントバンパーの両端に組み込まれるディフューザーも、新型を特徴づけている。
ティザー画像でも確認できるように、フロントグリルのレッドライン部分や、バンパーに組み込まれた片側5個で構成するLEDデイタイムランニングライトは、オプションアイテムとして設定されるという。
同社の発表によれば、新型ゴルフGTIは「Car2X」を介して他のクルマと繋がれる最初のコンパクトスポーツモデルになるとアピール。さらに最高210km/hの車速まで対応するトラベルアシスト(部分自動運転システム)が備わるクラス初のスポーツカーになるとのこと。さらに、ターボチャージャーを組み合わせるエンジンのフォーマンスは予想を上回るものになるという。
このほか主な装備としては、デジタルコックピットやタッチコントロール機能付きのスポーツレザーステアリングホイール、32色を設定するアンビエントライトといったアイテムが導入されるようだ。一方で、GTIの伝統となるタータンチェック柄のシートをはじめとするキーデザインは新型にも受け継がれるとのことだ。