2月6日、JAIA(日本自動車輸入組合)は、2020年1月期の外国メーカー車新規登録台数を発表した。
フォルクスワーゲンが2019年9月期以来の前年同月超えで復調の兆し
今年一月に新規登録された輸入外国メーカー車は1万6715台。前年同月の1万7278台と比べ3.3%下回る結果となった。
最も新規登録台数の多かったブランドはメルセデス・ベンツ。前年同月割れしたものの4175台を記録した。トップ10ブランドは下記のとおりで、フォルクスワーゲンやアウディ、ボルボ、ジープ、プジョー、ポルシェが前年同月を上回る実績を残した。
●2020年1月期・輸入車新規登録台数トップ10
第一位:メルセデス・ベンツ(4175台/95.0%)
第二位:フォルクスワーゲン(2827台/100.3%)
第三位:BMW(1696台/77.9%)
第四位:アウディ(1544台/147.2%)
第五位:ボルボ(1278台/112.1%)
第六位:MINI(1000台/78.1%)
第七位:ジープ(895台/132.2%)
第八位:プジョー(679台/100.9%)
第九位:ルノー(423台/84.1%)
第十位:ポルシェ(411台/106.2%)
※パーセンテージは前年同月比
ランキング上位ではフォルクスワーゲンが、2019年9月期以来の前年同月超えを果たし、復調の兆しを見せている。そのほか、2019年の年間台数で前年実績超えしたボルボやジープ、プジョー、ポルシェは、堅調に2020年を迎えたといえるだろう。
そのほか、台数トップ10以下で前年同月超えしたのは、ランドローバー(283台/102.9%)、シトロエン(279台/142.3%)、フェラーリ(90台/155.2%)、ランボルギーニ(72台/313.0%)、DS(68台/161.9%)、ベントレー(27台/112.5%)、マクラーレン(25台/138.9%)ロータス(22台(200.0%)、ロールス・ロイス(21台/110.5%)、アストンマーティン(20台/166.7%)、BMWアルピナ(15台/107.1%)といったブランドが挙げられ、とくにスーパースポーツカーやラグジュアリーカーを扱う高級ブランドのほとんどがプラス成長を遂げている。