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北米での日本車通信簿2019 本当に売れているのはトヨタRAV4?ホンダCR-V?それともシビック? スバル・フォレスター? マツダCX-5?


中国に次いで世界第二位の自動車市場アメリカ。2019年も1700万台もの新車がアメリカで売れた。日本メーカーも、トヨタ(トヨタ、レクサス)、日産(日産、インフィニティ)、ホンダ(ホンダ、アキュラ)、スバル、マツダが北米で自動車の生産、販売を行なっている。さて、その日本車の2019年の通信簿を作ってみた。

まずは、メーカー(ブランド)の通信簿を

青が19年、オレンジが18年だ。

 2019年、北米の新車販売は1705万3466台で前年ー1.1%となった。つまり、前年マイナス1.1%が及第点というわけだ。


 それを頭に置いてグラフを見てみよう。

こちらは、2019年と2018年の比較。100%超えなら2019年の販売台数の方がよかったということ。

及第点は


レクサス:99.9%


ホンダ:100.3%


アキュラ:99.0%


スバル:102.9%


の4ブランド


落第点は


インフィニティ:78.9%


日産:91.3%


マツダ:92.8%




 となった。では、北米で売れた日本車(日本メーカーのクルマということで、北米開発・生産のモデルも含む)のTOP20を紹介しよう。

TOP20-11位は?

第20位:ホンダ・オデッセイ 9万9113台 前年比93.2%

第19位:レクサスRX 11万1036台 前年比99.5%

第18位:トヨタ・タンドラ(Tundra) 11万1673台 前年比94.4%

トヨタがビッグ3(GM、フォード、クライスラー)のまさに「飯のタネ」であるフルサイズピックアップトラックのマーケットに送り込んだ重要モデル。フォードのFシリーズ、シボレーのシルバラード、ダッジ・ラムなどがライバルだ。


 フルサイズだけあって、ロングホイールベース版の全長は6294mmにもなる。

第17位:スバル・クロストレック(Crosstrek) 13万1152台 前年比90.8%

スバル・クロストレックは日本ではスバルXVと呼ばれるモデルだ。

第16位:トヨタ・4ランナー(4Runner)13万1888台 前年比94.4%

 4ランナーは元を辿ればハイラックスサーフに行き着くSUVだ。現行モデルは5代目。2009年登場だから、これも高い人気を維持し続けているモデルといえる。ボディサイズは全長×全幅×全高:4831mm×1925mm×1816mm ホイールベース:2789mm4.0ℓV6モデルの価格は3万6120ドル(約440万円)からとなっている。

第15位:ホンダ・パイロット(Pilot)13万5008台 前年比84.6%

 ホンダの中型SUVがパイロット。


現行モデルは3代目になる。エンジンは、3.5ℓSOHC i-VTECを搭載する。


全長×全幅×全高:4940mm×2000mm×1750mm


ホイールベース:2820mm

第14位:マツダCX-5 15万4545台 前年比102.6%

 北米で、というか世界でもっとも売れたマツダ車がCX-5。前年超えしているのは立派。

第13位:スバル・フォレスター 18万179台 前年比105.0%

 フォレスターの人気も健在だ。前年比105%という高い人気を誇る。

第12位:スバル・アウトバック 18万1178台 前年比101.3%

 フォレスターとともに北米スバルを支える重要モデル。2019年の第3四半期まではモデル末期の先代が売れまくっていた。新型に切り替わった2020年に引き続き好調な販売を維持できるか。

第11位:日産セントラ(Sentra) 18万4618台 前年比86.7%

 セントラはもともとは日本でいう「サニー」。つまり、コンパクトセダンだ。現行は2019年デビューの8代目(B18型)である。中国市場向けシルフィがベースになっている。エンジンは2.0ℓ直4(MR20DD)を積む。価格は1万9090ドル(約233万円)から。

第10位:日産アルティマ(Altima) 20万9438台 前年比100.0%

 ここから20万台/年の領域に入る。


 現行アルティマは6代目。2018年のニューヨークショーでデビューしている。北米で人気のセダンだ。ボディサイズは全長×全幅×全高:4901mm×1850mm×1447mm ホイールベース2825mmだから、トヨタ・カムリ、ホンダ・アコードと同じカテゴリーになる。エンジンに、あの可変圧縮比エンジンVCターボ(KR20型)を設定しているのも話題だ。

第9位:トヨタ・ハイランダー(Highlander) 23万9438台 前年比97.9%

 初代ハイランダーは2000年に日本でクルーガーという名称でデビュー、翌01年に米国でハイランダーという名称で販売を開始した。日本市場では07年に販売終了したが、海外では3代目まで歴史を重ね、18年には北米・中国・豪州・ロシアを中心に年間約39万台を販売したヒットモデル。初代からの累計販売台数は約385万台に達するなど、トヨタの3列シートSUVの主力モデルとして成長を続けている。




 2019年4月にの新型4代目に切り替わり、2020年モデルはこの4代目となる。4代目はTNGAのGA-Kプラットフォームを採用し、3.5ℓV6と2.5ℓ直4+THS2というふたつのパワートレーンを設定している。


 ボディサイズは全長×全幅×全高:4950mm×1930mm×1730mm ホイールベース2850mmだ。

第8位:トヨタ・タコマ(Tacoma)24万8801台 前年比101.3%

 日本では売られていないタコマは、現行型が3代目。エンジンは2.7ℓ直4と3.5ℓV6。ボディサイズは全長×全幅×全高:5392mm×1910mm×1792mm ホイールベース:3236mmというビッグサイズのピックアップトラックだ。


 価格が直4モデルが2万6050ドル(約318万円)から、V6モデルでも2万8310ドル(約345万円)と手頃なのも人気の理由だ。

第7位:ホンダ・アコード 26万7657台 前年比92.0%

第6位:トヨタ・カローラ 30万4850台 前年比100.4%

第5位:ホンダ・シビック 32万5750台 前年比100.0%

第4位:トヨタ・カムリ 33万6978台 前年比98.1%

第3位:日産ローグ(Rogue)35万447台 前年比85.0%

 北米でに人気のローグ(Rogue)は、2代目である。2014年に販売が始まっているからすでに6年が経っているから、けっして新しいモデルではない。それでも高い人気を維持しているのはさすがだ。


 プラットフォームは日産エクストレイルと同じくルノー日産のモジュラープラットフォーム、CMF(コモン・モジュール・ファミリー)のC/Dを採用している。


 ショートホイールベース版のローグスポーツもラインアップされているが、こちらは欧州で「キャシュカイ(QASHQAI)の北米向けモデルだ。今回のデータのローグはローグ+ローグスポーツの数字だ。

第2位:ホンダCR-V 38万4168台 前年比101.4%

第1位:トヨタRAV4 44万8071台 前年比104.9%

 第1位は、トヨタRAV4。45万台近くを売り上げた。前年比104.9%。歴代RAV4でもっとも売れたモデルだ。日本でもアメリカでも現行RAV4は大人気なのだ。

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