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ホンダCT125はカブ史上で最強の1台かもしれない。|価格は44万円前後、2020年6 月発売予定


「ホンダモーターサイクルジャパン」は、『東京コンファレンスセンター・有明』で開催された、ホンダ正規取扱店を対象とした「新春ビジネスミーティング」において、市販化が期待されていた「CT125 ハンターカブ」の発売予定日と、おおよその発売価格を発表。会場には東京モーターショー2019で参考出品されたレッドカラーとは趣きの異なる、ワイルドなブラウンカラーのモデルが登場した。


REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)


※発表された車名、発売日、価格は、すべて予定

ホンダ CT125 ハンターカブ……44万円(税込・予価)

発売時期:2020年6 月予定

1981年(昭和56年)に登場した、ハンターカブの代名詞とも呼ぶべき「CT110(排気量105cc)」。「CT125 ハンターカブ」は、“CT110の再来モデル”として市販が期待されていた。両車の違いは写真をクリック!

 「第46回東京モーターショー2019」で世界初公開となった「ホンダ CT125 ハンターカブ」が、いよいよ発売される運びとなった。




 発表されたのは、ホンダ正規取扱店を対象とした『東京コンファレンスセンター・有明』での新春ビジネスミーティングにて。今回アナウンスされた車名、発売日、価格は、すべて予定としている。




 CT125 ハンターカブは、スーパーカブの新たな価値を提案する、




・悪路走行を想定して、タイヤとのクリアランスを確保した、スチール製のフロントフェンダーやリアフェンダー


・歴代のハンターカブに継承されてきた、スクランブラー風のアップタイプマフラー


・キャンプ時など大型荷物の積載に威力を発揮する、超ワイドタイプのリアキャリア


・小石の跳ねなどからエンジン下部を守るエンジンガード


・転倒時のダメージを抑えるバンパー


・悪路走行時のホコリ吸入を防ぐための「ハイマウント吸入ダクト」や「サイドエアクリーナー」




 など、過酷な条件での走破性に配慮したつくりがポイント。




 国内では、1968年(昭和43年)に、日本専用の量産型50cc版ハンターカブ「CT50」がリリース。また、1981年(昭和56年)に、「CT50」の復活バージョンとして、CT系シリーズ最大の排気量を誇る105ccの「CT110」が登場した。




 発売を予定しているCT125 ハンターカブは、今でも多くのバイク好きに支持されている、ハンターカブの代名詞とも呼ぶべき“赤いCT110”に瓜二つの、CT110を踏襲したフォルムがポイント。それでいながら、




・前後に制動力の高い、ディスクブレーキを採用


・“歴代ハンターカブ最強”と予測される124ccエンジン




 など、各部は明確に進化を遂げている。




 現況、主要スペックや各部の詳細は明らかになっていないが、分かり次第、即レポートするのでお楽しみに!

下記の「東京モーターショー2019」展示モデルとは、マフラーカバーやリアキャリアのデザインに加え、ウインカーレンズの色、タイヤのパターンなどに違いが確認できる。

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