12月23日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは「レンジローバー」および「レンジローバースポーツ」の2020年モデルの受注を、同日より開始したと発表した。税込車両価格は「レンジローバー」が1493万円〜3202万円、「レンジローバースポーツ」が936万円〜1723万円だ。
新開発の直6「インジニウム」ガソリンエンジンは400psと550Nmを発揮
2020年モデルではエンジンラインナップが見直されている。V6ガソリンエンジン車が両車ともに非設定となった一方で、レンジローバースポーツには新開発の3.0L直列6気筒「インジニウム」ガソリンエンジン車が設定された。
この直列6気筒ガソリンエンジンには、ツインスクロールターボによってサポートされた電動過給機と可変バルブリフト機構を独自に組み合わせることで、出力をアップさせながら最大限の効率性でエンジンに空気を取り込むことが可能。最高出力は400ps、最大トルクは550Nm を発揮し、優れたレスポンスとさらなる安定性を提供する。
装備面では、車線を認識して中央の走行を維持し、車速30km/h 以上であれば車線のない道路でも前方車両を追従する、ステアリングアシスト付アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)をオプションで設定。さらに両モデルともインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」や4G通信可能なWi-Fi ホットスポット、スマートフォンアプリから車両の各機能を確認・操作できる「リモート」、スマートフォンのアプリをTouch Pro Duoのタッチスクリーンで操作可能なApple CarPlayやAndroid Autoなどのコネクティビティ機能を標準装備。さらにヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)がオプションで用意されている。
●新型「レンジローバー」モデルラインナップ
[3.0LV型6気筒ディーゼルエンジン(258ps/600Nm)搭載車]
・レンジローバー・ヴォーグ:1493万円
・レンジローバー・オートバイオグラフィー:1790万円
[2.0Lプラグインハイブリッド(404ps/640Nm)搭載車]
・レンジローバー・ヴォーグ:1550万円
・レンジローバー・オートバイオグラフィー:1831万円
・レンジローバー・ロングホイールベース・ヴォーグ:1616万円
・レンジローバー・ロングホイールベース・オートバイオグラフィー:1888万円
・レンジローバーSVオートバイオグラフィー:2956万円
[5.0LV型8気筒スーパーチャージドエンジン(525ps/625Nm、565ps/700Nm)搭載車]
・レンジローバー・ヴォーグ(525ps):1702万円
・レンジローバー・オートバイオグラフィー(525ps):1983万円
・レンジローバー・ロングホイールベース・オートバイオグラフィー(525ps):2072万円
・レンジローバーSVオートバイオグラフィー・ダイナミック(565ps):2578万円
・レンジローバー・ロングホイールベースSVオートバイオグラフィー(565ps):3202万円
●新型「レンジローバースポーツ」モデルラインナップ
[3.0LV型6気筒ディーゼルエンジン(258ps/600Nm)搭載車]
・レンジローバースポーツSE:936万円
・レンジローバースポーツHSE:1084万円
・レンジローバースポーツHSEダイナミック:1143万円
[2.0Lプラグインハイブリッド(404ps/640Nm)搭載車]
・レンジローバースポーツHSE:1218万円
・レンジローバースポーツHSEダイナミック:1276万円
・レンジローバースポーツ・オートバイオグラフィー・ダイナミック:1351万円
[3.0L直列6気筒ガソリンエンジン(400ps/550Nm)搭載車]
レンジローバースポーツ・オートバイオグラフィー・ダイナミック:1272万円
[5.0LV型8気筒スーパーチャージドエンジン(525ps/625Nm、575ps/700Nm)搭載車]
・レンジローバースポーツ・オートバイオグラフィー・ダイナミック(525ps):1482万円
・レンジローバースポーツSVR(575ps):1723万円
※価格は消費税込み