北米スバル(Subaru of America)は、2019年11月の販売状況を発表した。昨年の10月と比べて0.2%増の5万6893台を販売。特に好調だったのは、アセント(日本未導入)だった。
北米スバルの11月のセールスデータを見ると好調なのは、フォレスター、アセントのSUVだ。アセントは7545台で前年同月比プラス28.1%、フォレスターは1万6386台で同プラス2.0%である。
クロストレック(日本名XV)は同マイナス2.3%だが、1万378台と相変わらずの人気だ。新型に切り替わったレガシィとアウトバックはどうだろう?
レガシィ:2801台(マイナス3.5%)
アウトバック:1万2481台(マイナス7.1%)
となっている。新型への移行期ゆえのマイナスなのか、それとも先代ほど新型がアメリカ人に響かなかったのか? 今後の販売動向に注目していきたい。
スポーツ系の2モデルの販売台数は次の通り。
WRX/STI:1501台(マイナス27.8%)
BRZ:115台(マイナス61.8%)
となっている。WRXはファイナルモデルの登場でモデル最末期になっている。BRZは次期モデルのアナウンスはないが、やはりもう大きなセールスは望めなくなっている。
アセント効果(昨年前半はアセント未発売だった)がなくなっても、ほぼ昨年並(プラス0.2%)を維持するスバル。北米でのセールスは相変わらず好調と言っていいだろう。