11月25日、日産自動車とレゴジャパンは、レゴ史上初となる日本車とのコラボレーション商品「日産GT-Rニスモ76896」を製作し、同日、日産グローバル本社ギャラリーで披露した。
2020年1月に発売される「レゴ スピードチャンピオンシリーズ」のひとつとして発売
1962年に「レゴ ホイール」が販売されて以来、レゴのクルマシリーズは、レゴブロックで遊ぶ世界中の何百万人の子供たちの遊びの中、そして心の中で中心的な役割を果たしてきた。
このたび発表されたのは日産GT-Rニスモ2020年モデルを再現したもので、開発期間に約12カ月を費やし、298のピースで構成。レゴブロックで遊ぶエキスパートなら約20分、袖なくても約1時間で組み立てられる。重量は193gだ。
当日のお披露目イベントに出席したレゴ グループのニールス・ビー・クリスチャンセンCEOは次のようにコメントした。
「このモデルを自分で楽しく組み立て、さらにそれで遊ぶ体験をすることで、お子さまがエンジニアリングやものづくりへの関心を持ってくれることを願っています。エンジニアたちが数十年という年月をかけて、日産GT-Rのデザインと性能を向上させたように、お子さまが楽しみながら組み立てたり、解体したり、再び組み立てることを繰り返すことで、創造力や問題解決能力、クリティカルシンキングなどの重要なスキルを育むお手伝いができることを願っています。遊びが持つパワーを通して、世界の明日を創造していく未来の担い手を育成することが我々のミッションです。」
一方、日産自動車の星野朝子執行役副社長はのコメントはこうだ。
「世界中のたくさんのファンから愛されているレゴの新商品に、『NISSAN GT-R NISMO』が初の日本車として選ばれたことを、大変嬉しく思います。日産車にお乗りの多くのお客さまは、この「GT-Rレゴ」によって、子供の頃のレゴ車への情熱を思い出すでしょう。この商品を手にしたお客さま全てが、GT-Rを創り上げる“匠”、つまり『NISSAN GT-R』を組み立てる達人になることが出来るのです。今年、GT-Rは生誕50年を迎えました。今回のレゴとのコラボレーションが、この記念すべき年に実現し、世界中のファンと共に祝福できることを、とても幸せに思います。」
さらに、日産GT-Rの田村宏志統括責任者は、「GT-Rは、10歳の頃から私の人生の一部でした。レゴ グループと一緒に仕事をすることは、幼かった当時の自分を目覚めさせ、GT-Rが私にとって本当に特別なものである、ということを再発見させてくれました。 レゴ グループの細部へのこだわりは、私自身の職人気質を思い起こさせてくれる感動でありました」と述べた。
なお、この「日産GT-Rニスモ76896」は2020年1月より世界同時発売される。価格はオープン。