日産自動車とオーテックジャパンはこのほど、9月25〜27日に東京ビッグサイトで開催される「第46回 国際福祉機器展H.C.R.2019」に、福祉車両のライフケアビークルを7台出展すると発表した。
セレナの福祉車両をベースにした車中泊可能なコンセプトも展示
日産自動車グループでは、ユーザーの生活のいろいろなシーンで役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」と呼称し、個人ユースから施設での利用まで対応する幅広いラインアップを取り揃えている。
今回の国際福祉機器展では、100%モータードライブの電動パワートレイン「e-POWER」を搭載している新型「セレナ e-POWER チェアキャブ スロープタイプ」や「ノート e-POWER 助手席回転シート」をはじめ、「NV350キャラバン チェアキャブ」など、計7台を展示する。
また、昨年の国際福祉機器展、各地方福祉機器展に出展し好評を得た、セレナ「ライフケアビークル(LV)」をベースにしたコンセプトモデル「アドベンチャー ログ キャビン)」も展示。
このコンセプトモデルは、日産ライフケアビークルの「出かける喜びを、一人でも多くの方へ」というテーマに、さらに「どんなところへも気軽にクルマでお出かけをしよう」という思いを加えて具現化したもの。今回のコンセプトモデルは、クルマへの乗り降りをサポートする助手席スライドアップシートを搭載しているほか、車中泊はもちろん、キャンプやレジャー、さらにはロングドライブ中の休憩にも使用できるベッドキットを装備している。
●「第46回 国際福祉機器展H.C.R.2019」概要
・日時:9月25日~9月27日/10:00~17:30 (27日のみ16:00まで)
・会場:東京ビッグサイト 西・南展示ホール(東京都江東区有明3-11-1)
・主催:全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会
・入場料:無料(登録制:事前もしくは当日)
●日産&オーテックジャパン出展車両
・セレナ e-POWER チェアキャブ スロープタイプ 車いす1名サード仕様
・セレナ チェアキャブ スロープタイプ 車いす 2名仕様
・NV350キャラバン チェアキャブ 車いす 1+1名仕様
・NV200バネット チェアキャブ
・NV100クリッパー リオ チェアキャブ
・ノート e-POWER 助手席回転シート
・セレナ 助手席スライドアップシート(コンセプトモデル「アドベンチャー ログ キャビン」)