7月3日、Euro NCAPは6月に日本導入が発表されたメルセデス・ベンツの新型「Bクラス」および新型「GLE」の衝突安全性試験を実施。いずれも最高評価の5つ星を獲得したことを発表した。
4つの試験項目すべてで高い評価を獲得。なかでも「子供乗員保護性能」の高さが光る
Euro NCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目をすべてクリアしなければならない。
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新型Bクラスの試験車両は日本市場でも発売される「B180」だったのだが、その結果は「成人乗員保護性能」で96%、「子供乗員保護性能」で90%、「歩行者保護性能」で78%、「安全補助装置」で75%という評価。すべての項目で基準を上回り、総合5つ星を獲得した。とくに90%の評価を得た「子供乗員保護性能」の高さが光っている。
一方、新型GLEの試験車両は「GLE 350d 4マチックAMGライン」だったのだが、その結果は「成人乗員保護性能」で91%、「子供乗員保護性能」で90%、「歩行者保護性能」で78%、「安全補助装置」で78%という評価。新型GLEもすべての項目で基準を上回り、総合5つ星を獲得。GLEも「子供乗員保護性能」は90%という高評価を得ている。
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今回の衝突試験によって、新型「Bクラス」、「GLE」には高水準の衝突安全性が備わっていることが実証された。新型Bクラスや新型GLEを購入候補に挙げているなら、とくに子供のいるファミリー層にとっては購入を後押しする材料になるだろう。
