フルモデルチェンジを受けて二代目に移行した新型レンジローバー・イヴォーク。日本導入を目前に控え、すでに公式HPにも価格とともに紹介されている。そしてこのほどEuro NCAPが衝突安全性試験を実施。見事、最高評価の5つ星を獲得した。
4項目すべてで高い評価を獲得
Euro NCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目をすべてクリアしなければならない。
新型レンジローバー・イヴォークの試験車両は2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンを積む「RダイナミックS」だったのだが、その結果は「成人乗員保護性能」で94%、「子供乗員保護性能」で87%、「歩行者保護性能」で72%、「安全補助装置」で73%という評価。すべての項目で基準を上回り、総合5つ星を獲得した。
日本への導入予定は2019年初夏。公式サイトではモデルラインナップ&価格がすでに公開中
高い安全性が与えられた新型レンジローバー・イヴォーク。日本への導入はどうやら目前のようで、ジャガー・ランドローバー・ジャパンの運営する公式ウェブサイトで、新型レンジローバー・イヴォークの情報がすでに掲載されているのをご存知だろうか。
新型のモデルバリーエションは、標準の「イヴォーク」では「S」と「SE」を、スポーティな内外装を追求した「Rダイナミック」では「S」、「SE」、「HSE」を設定。エンジンは180sp/430Nmを発する2.0リッター・ディーゼルターボの「D180」のほか、3タイプの2.0リッター・ガソリンターボを設定。「P200」は200ps/320Nmを、「P250」は249ps/365Nmを、「P300」は300ps/400Nmの「P300」である。いまのところ、消費税8%込みの車両価格は461万円〜801万円と紹介されている。
さらに導入時の特別仕様車となる「ファーストエディション」も設定。こちらは「D180」仕様が821万円、「P200」仕様が799万円だ。
なお、ジャガー・ランドローバー・ジャパンでは、新型レンジローバー・イヴォークの日本導入を2019年の初夏に予定している。