多くのカップ麺は、お湯がない場合、水でも食べることができます。これにヒントを得て(!?) 考え出されたのが、カップ麺に「お湯や水以外」のものを注いで食べる方法。今回は、カップ麺の元祖であるカップヌードル(醤油味)に、野菜ジュースを組み合わせて、イタリアン風味に仕上げる方法を体感。これがケッコーウマかった! 僻地でのキャンプやツーリングでも、重宝するはず♪
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
水で作るよりも美味しい!? 野菜ジュースを使ったそのお味は?
前回はお水を使い、人気のカップ麺「カップヌードル」と「きつね どん兵衛」を作ってみました。
お湯を使わず、水でカップ麺を作る方法は、お湯がもらえるコンビニがなかった時代から、キャンプやツーリングを楽しむ人々に親しまれていました。
また、現在でも「旅先で簡易コンロが壊れた」等の場合、水を使ってカップ麺を作るのは定番です。
とはいえ、カップ麺は「お湯で作る」ことを前提に作られたもの。水で作るよりも、やっぱりお湯を使って「ふ~ふ~」しながら食べたほうが、ウマいに決まっていますよね。
そこで今回は、『水以上にカップ麺を美味しく食べる方法』として、カップヌードル(醤油味)に野菜ジュースを加える術を試してみたいと思います。
指定位置まで野菜ジュースを注ぎます
カップの内側に記された指定位置まで、野菜ジュースを注ぎます。今回のテストデータは下記の通り。
■テスト商品:カップヌードル MINI(醤油味)
■野菜ジュースの種類:セブン&iプレミアム 食物繊維入り野菜ジュース(900g)
■野菜ジュースの温度:常温
■外気温:15度
15分経過。麺はまだ硬い
15分経過。割りばしで麺の具合を探ってみます。
具は柔らかくなっていますが、麺がまだ硬い。もう少し様子を見てみます。
30分経過。麺はやや硬めの状態
30分経過しましたが、麺はまだやや硬め。「硬麺」が好きならOKかも。個人的には、もう少し柔らかいほうがいいので、もう少し待ってみます。
40分で食べ頃に!味は「シーフードのトマトパスタ」に似ています♪
40分が経過し、ちょうど食べ頃になりました。食べ頃の時間は、麺の硬さの好み、外気温、野菜ジュースの温度によって違ってくると思います。
麺や具の食感は、違和感がなく、お湯で作った時と変わりありません。
で、そのお味は…。「これ、どこかで食べたなぁ…」と思い出してみると。
昔、某ファミレスで食べた「シーフードのトマトパスタ」です。
このカップヌードルは「醤油味」ですが、なぜか「シーフードっぽさ」が口の中に漂います。
全体的には、「さっぱりとした、イタリアン風味」というイメージ。
ツーリング先の大自然の中で、ビールを飲みながら食べる、なんてのも合いそうな気がしました!
では、また!
※注:上記はあくまでも個人の感想です。