Hondaは、走破性に優れたパッケージングと、力強いトルク特性で燃費性能に優れる直列2気筒745ccエンジンに、Honda独自の二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」を組み合わせた大型アドベンチャーモデル「X-ADV(エックス エーディーブイ)」のカラーリングを変更するとともに、ETC2.0車載器※1を標準装備し2月21日(木)にHonda Dreamより発売する。
ホンダ・X-ADV……1,240,920円~
・X-ADVマットビュレットシルバー
1,240,920円(消費税抜き本体価格1,149,000円)
・X-ADVグランプリレッド/マットアーマードグリーンメタリック
1,273,320円(消費税抜き本体価格1,179,000円)
*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
今回のカラーリング変更では、金属調で硬質なマットビュレットシルバーや、スポーティーなイメージを強調する鮮やかなグランプリレッド、アドベンチャーイメージを演出するカムフラージュ柄を採用したマットアーマードグリーンメタリックの全3色を新たに設定。また、従来から標準装備されているETC車載器をETC2.0車載器へバージョンアップしている。
X-ADVは、アドベンチャーモデルの力強さとコミューターモデルの利便性を高次元で両立したモデルとして、ライダーの好みに応じて2段階のトルクコントロール介入レベルとトルクコントロールを必要としない状態を選択可能とした「Hondaセレクタブルトルク コントロール(HSTC)」※2や、アクセル操作に対する駆動力変化をダイレクトに後輪へ伝達するようクラッチ制御を変更する「Gスイッチ」を採用するなど、個性的なデザインと相まって発売以来、好評を博している。
※1:ETC2.0を使用するにあたり、セットアップ、セットアップ費用および決済用のETCカードが必要となります。
※2:Honda セレクタブル トルク コントロールはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがってHondaセレクタブルトルク コントロールを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。
■販売計画台数(国内・年間)
550台
主要諸元
車名・型式:ホンダ・2BL-RC95
全長 (mm):2,230
全幅 (mm):910
全高 (mm):1,345
軸距 (mm):1,580
最低地上高 (mm)★:135
シート高(mm)★:790
車両重量(kg):238
乗車定員 (人):2
燃料消費率※3(km/L)
国土交通省届出値
・定地燃費値※4(km/h)…40.0(60)<2名乗車時>
・WMTCモード値★(クラス)※5…27.0(クラス3-2)<1名乗車時>
最小回転半径 (m):2.8
エンジン型式:RC88E
エンジン種類:水冷 4ストロークOHC 4バルブ直列2気筒
総排気量(㎤):745
内径×行程(mm):77.0×80.0
圧縮比★:10.7
最高出力(kW[PS]/rpm):40[54]/6,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):68[6.9]/4,750
燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式★:セルフ式
点火装置形式★:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式★:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):13
クラッチ形式★:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:電子式6段変速(DCT)
変速比:
1速…2.666
2速…1.904
3速…1.454
4速…1.200
5速…1.033
6速…0.837
減速比(1次★/2次)1.921/2.235
キャスター角(度)★27°00´
トレール量(mm)★104
タイヤ
前120/70R17M/C 58H
後160/60R15M/C 67H
ブレーキ形式
前:油圧式ダブルディスク
後:油圧式ディスク
懸架方式
前:テレスコピック式
後:スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式:ダイヤモンド
■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※3:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※4:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※5:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます