ホンダの誇るビジネスジェット、ホンダジェット・エリートの日本におけるデリバリーが開始された。
ホンダの航空機事業子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニーは、12月7日に国土交通省航空局からホンダジェット・エリートの型式証明を取得し、日本における初号機の引き渡しを行った。
羽田空港内の整備場で開催された式典には、国土交通省の蝦名邦晴航空局長、ホンダ・エアクラフト・カンパニーの藤野道格社長、日本でディーラーを務めるホンダジェット・ジャパンの遠矢源太郎チーフエグゼクティブが出席した。
2015年に登場した初代ホンダジェットは、主翼上面のエンジン配置や自社製ジェットエンジンなど、独自開発技術により、小型ビジネスジェットクラスで最高レベルの最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現したと謳う。現在のエリートはさらに性能を向上させ、現在では北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インドで販売しているという。
日本におけるディーラーは、丸紅エアロスペース株式会社で販売・整備・機体の運用サポートなどの各種サービスを提供する。