
マリナーズなどメジャーで19年間プレーし日本人で初めて米野球殿堂入りを決めたイチロー氏(51)が18日(日本時間19日)、クーパーズタウンでの式典を9日後に控え、オンライン会見を行った。
一問一答は次の通り。
-式典は楽しみ
「楽しみにしているんですが、もちろん緊張もします。僕は基本的に人前で話す時はとても緊張するタイプなので、もう間違いなく緊張するんですけど。それよりもですね、あの来月の31日に日本で、女子の選抜チームとの試合が決定しているので、体作りが思うように進んでないことを心配しています」
-自分が語り継がれる存在であることをどう感じる
「それは人が決めてください。そうなるかどうか、分からないからね」
-式典で現地に入ってから練習は
「なんとか場所と時間を確保するように今トライしてます。で、ゴルフの予定があるんですけど、それはキャンセルして、野球の練習する予定です」
-両親に対しての思い
「小学生の4年間、毎日練習にま付き合ってくれた父親がいるんですけど、その4年かなくしては僕の基礎は作られなかったと思うので。自営業であったことが僕にとってはラッキーでしたけど。これはやっぱサラリーマンではできなかったと思うので。ろんな運が重なったんだなと、改めて思いますし、そこに毎日労力を費やしてくれたことはもう大変感謝してます」
-野球の変化について、良い面、悪い面で思うところ
「これはオンレコードでは難しいんじゃないですか。僕は正直な人間なので、うそは言いたくないし。正直に話しづらいテーマですね」
-3番目に所属したマーリンズについて
「アトル、ニューヨーク、マイアミという順番でプレーしたんですけど、もう全く違う文化の中で、アメリカなんですけど、やっぱりラテン系の文化がすごく色濃くあった場所で僕にとってはすごく新鮮な経験でした。チームメートたちはみんな僕のことを尊敬してくれて、何かそれまでのマリナーズ、ヤンキースのプロフェッショナルなチームとまた全然カラーが違って、MLBの中でもこういうこう全く違う空気のチームがあるんだっていう、すごくいい経験でした。もし旅行に行くとしたら、マイアミに行きたいなって思うぐらいそうです」