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三菱重工航空エンジン、航空機エンジンPW1100G-JMの修理・整備(MRO)に参入


三菱重工グループの三菱重工航空エンジン(MHIAEL)は、国際共同事業として開発・製造に参画する航空機エンジン「PW1100G-JM」の修理・整備(MRO:Maintenance, Repair, Overhaul)に参入すると発表した。

 三菱重工航空エンジンは、一般財団法人日本航空機エンジン協会(JAEC)を通じて、同エンジンを開発した International Aero Engines, LLC(IAE LLC)との契約書に調印した。このエンジンは、欧州エアバス社の人気旅客機「A320neo」シリーズが搭載、順調に販売台数を伸ばしており、現在整備を行なっている民間航空機搭載の「PW4000」エンジン(ボーイング747/767等に搭載)や「V2500」エンジン(A320ceoに搭載)に続くMRO事業の新しい柱に育てていく。






 PW1100G-JMの開発・製造は、IAE LLCを主体として米国プラット&ホイットニー(P&W)、ドイツのMTU社(MTU Aero Engines AG)、およびJAECによる共同事業だ。


 PW1100G-JMを搭載したA320neoは2016年から商用運航されており、狭胴機市場の活況も追い風に当初予想を超える受注機数で推移している。「PW1100G-JM」エンジンで燃焼器部位の部品製造および燃焼器モジュールの組み立てを担当するMHIAELにとって、今後の民間航空機エンジン事業における主力製品になるといえる。


 三菱重工航空エンジンは、PW1100G-JMの整備能力を確立し、最新形態の民間航空機エンジンに対する整備基盤を築き、それを通して部品設計・製造プロセスに有益なフィードバックをはかることで、将来の民間航空機エンジン開発に向けた技術力向上につなげる方針だ。

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