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マツダファンフェスタ名物! 参加オーナーによる「ミリ単位駐車」が凄い!! パドックの風景は、マツダ787Bのデモランと並ぶインパクト!?


11月24〜25日、快晴に恵まれた岡山国際サーキットでは、マツダの祭典「マツダファンフェスタ2018 in 岡山」が開催された。熱気溢れる会場は、マツダ車とマツダファンに埋め尽くされ、多くの人たちの記憶に残るイベントとなった。

マツダ車をより輝かせる、整列が美しい「車種別ゾーン」

 パドックに駐車してあるクルマが凄かった!  まるで二枚の鏡を向き合わせてクルマが何層にも映し出されるかのごとく、奥行きのある景色がどこまでも、延々と続くのである!!




「マツダファンフェスタ2018 in 岡山」の車種別のゾーンはとても美しかった。参加したマツダ車のオーナーたちが、まさに“展示”する気持ちで参加していたのだ。少しでも角度がずれたりすると、このようにはならない。まさに「ミリ単位」の神業である。




 究極の写真がコチラ!  AZ-1のオーナーは、一糸乱れぬ技を見せて来場者から熱い視線を集めていた。本誌は独断と偏見で「ミリ単位パーキング最優秀賞」を贈呈したい!!

サーキット内のミニコースでは、モノ造り体験コーナーを満載





 このイベントの魅力はまだまだたくさんある。




 9月に富士スピードウェイで開催された「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」が関東最大のマツダファンイベントだったのに対し、この「マツダファンフェスタ2018 in 岡山」は関西エリア最大のイベントである。もともとマツダのファンイベントは岡山国際サーキットでスタートしており、ある意味ではこちらが“本家”と言えるだろう。




 今年はミニサーキットのパドックに「Be a driver. Experienceゾーン」を設置したのが特徴だ。これは、マツダが持つ最新テクノロジーやモノ造りに賭ける情熱を分かりやすく伝えるもの。見るだけでなく「体験」できるコーナーがたくさんあり、なかでも鋳造作りを体験しながらオリジナルのスタンプをお土産にできるアトラクションが注目を集めていた。

【解説】鋳造の作り方を見てみよう!

 鋳造スタンプ作りは、まず「砂型」を作るところからスタートする。文字が刻印してある「型」に根気よく、ジックリと隙間なく砂を詰めていく。砂を詰め終わったら余分な砂を削って、左右にぶれないように型を抜く。するとスタンプの文字となる部分が表れる。この凸凹となった砂型に錫(すず)を流し込み、温度が下がるのを持つ。冷めたのを確認し、スタンプ面に軽くヤスリをあてるとスタンプが完成する。およそ15分の体験だった。




 もちろん参加は無料。専用の道具が用意してあり、簡単に鋳造の体験ができる。マツダスタッフの分かりやすいレクチャーがあるので、もし次の機会があったら皆さんも体験してほしい。







トークイベントには“レジェンド”が大集合!

 トークイベントでは、小早川隆治さんの「かくしてRX-7は生まれた」、松浦國夫さんによる「レーシングロータリー語り部 12A&13B編」のほか、ピット内では展示してあるRB26Bの前で「レーシングロータリー講座」が開催され、すべて満員御礼だった。




 また、サーキットの本コースでは様々なイベントが用意された。「マツダファン・エンデュランス(マツ耐)」は二日間に渡って150分×2回の決勝レースが繰り広げられたほか、チューンドRX-8による「エイトリアンカップ」が開催された。旧車から最新モデルまで、いろいろなマツダ車がコースを走り続けているので、マツダファンにはたまらない。

MX-5カップ“世界一決定戦“に挑んだ、堤、吉田両選手も登場!



 米国フロリダ州で開催されたグローバルMX-5カップ世界一決定戦に挑んだふたりの日本人ドライバーも登場。堤優威選手、吉田綜一郎選手に加え、アドバイザーの山田英二選手が加わり、レースのデッドヒートを彷彿させる3台によるスリリングな同乗走行が行われた。




 1991年ル・マン24時間レースで日本車として初制覇したマツダ787Bのデモランに大勢のファンが注目したマツダファンフェスタ2018 in 岡山。心地よい4ローターサウンドに多くの来場者が酔いしれた。全国から集まったマツダ車オーナーの笑顔に包まれ、マツダの魅力が詰まった宝箱のようなイベントだった。

注目のデモランとともに、ファンサービスもたっぷり



















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