2018年7月の新型ジムニーの発表・発売直後に新型ジムニーシエラを手に入れ、2019年1月の東京オートサロンに向けてカスタマイズを開始することを発表した日本自動車大学校(NATS)。
現状の進捗はどのようになっているのだろうか。
指導を担当するNATSカスタマイズ科の髙山哲壽科長によれば、前回の記事でご紹介したような、オフロード感あふれるイメージデザインを実現するためのパーツが協力メーカーにより多く届き、順調に装着作業が進んでいるという。
ここまでの主なカスタマイズポイントは、ボリューム感を演出するめのワイド化、タイヤのインチアップ、そして車高アップとなる。
NATSの学生は、そのためにワンオフでボディリフトとサブフレームを設計。前後デフガード、リアショックガード、前後ピボットガード、トランスファーガード、タンクガードなどを制作し、装着した。
また、ジムニー専用パーツを多くてがけるパーツメーカーからは、試作パーツを含む以下のような最新商品が届いている。
<エヌズ・ステージ>
新型ジムニーシエラ(JB74)用のショック
<トーヨータイヤ>
オフロードタイヤ「オープンカントリーM/T35/13.5R15」(輸出用?)×7本
<オフロードサービスタニグチ>
新型ジムニーシエラ(JB74)用調整式前後ラテラルロッド
試作コイル
ステンメッシュブレーキホース
<ハイブリッジファースト>
強化リーディングアーム
東京オートサロンまであと2ヵ月。多くの新型ジムニーやジムニーシエラが登場することが予想されるが、間違いなく注目の1台になりそうだ。今後もNATSのジムニーカスタマイズには継続して注目していきたい。
(写真協力:NATS)
