カロッツェリアから後席用モニター「TVM-FW1300B」が新発売。天井にスッキリと装着できる人気のフリップダウン型を採用するが、バックフリップ機構により使い勝手を一段と高めている。13.3型ディスプレイは国内最大級となる。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
カロッツェリア TVM-FW1300-B……オープン価格
ミニバンオーナーに人気のカーナビ用システムアップユニットが後席モニター。前席ではナビを利用しながらも後席では地デジやDVDを楽しめるようになり、特に小さな子どものいるファミリーでは装着率が高まっている。
カロッツェリアからリリースされたTVM-FW1300Bは同社のラインナップでは最上級となる。別売の専用キットによって天井に取り付けられるフリップダウン型のため後付け感が少ないスマートな見た目で、使用しないときにはジャマにならないよう収納ができる。搭載ディスプレイは13.3型フルHDで、国内最大級の大画面と高解像度を実現。しかも液晶パネル表面には光沢感のある強化ガラスにダブルARコーティングを施すことで不要な反射を排除した美しい映像を映し出す。
また、開閉方法やモニター設置面を従来のモデルとは逆にした「バックフリップ」機構を新搭載。後席とモニターの距離が近くなることでより迫力のある映像が楽しめるとともに、運転席からの距離が遠くなることでドライバーの視界の妨げも軽減できる。さらに収納時にも映像表示が可能な新機能「エニタイムビジョン」を実現。休憩時などシートをフラットな状態にして寝たまま真上を見上げて視聴ができる。映像再生を行わないときにはムードピクチャー(青空/星空/オーロラの3種)を表示して天窓のような見た目も楽しめる。
インテリアに溶け込むような美しいデザインを備え、サイドの部分にはハーフミラー仕様のブルーLEDイルミネーションを装備。アルファード/ヴェルファイアでは新開発の専用取り付けキットで車室内と一体化した設置ができる。