ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
2013年に初代モデルが登場。現行型は2017年にフルモデルチェンジされた2代目となる。新プラットフォームの「HEARTECT(ハーテクト)」をはじめ、マイルドハイブリッドやデュアルセンサーブレーキサポートなど、最新技術が投入されている。その上で、デザインも見所。スーツケースをモチーフにしたという内外装からは機能性の高さが感じられる。パワートレーンは自然吸気とターボの2種類。精悍な顔つきの「スペーシアカスタム」もラインナップする。
スーツケースにインスパイアされた内装
外観と同じく、内装もスーツケース風。室内の至る所に大小さまざまなサイズの収納スペースが設けられている。とくに注目が助手席前の収納ボックス。スーツケースのような蓋を開ければ、ボックスティッシュも収まるほどの空間を備える。また、引き出し式の収納も2つ用意されている。ちなみに、収納スペースではないが、一部のグレードのルーフには空調に効果的なスリムサーキュレーターが備わる。限られた空間を実用的かつ快適に使うためのアイデア満載だ。