ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
1997年に初代モデルが登場し、現行型は2018年デビューの5代目となる。見た目こそ4代目から大きく変わらないが、スバル・グローバル・プラットフォームをはじめ、中身は全面刷新。悪路走破に効果的な「X-MODE」や、「アイサイト・ツーリングアシスト」「ドライバーモニタリングシステム」など最新技術が惜しみなく投入されている。パワートレーンは2.5L水平対向4気筒(184ps/24.4kgm)に加えて、初となるハイブリッドを用意。モーター(13.6ps/6.6kgm)を組み合わせ、燃費は18.6km/Lを達成する(JC08モード)。駆動方式は全車もちろん4WD。
洗練された上質空間と機能美の融合
卓越した走行性能を誇る4WDや、1300mmの大開口を誇る荷室など、アウトドアレジャーでの活用に注目が集まるが、普段使いにも便利な収納スペースがインテリアの随所に設けられている。その上で、ブラウンとブラックの2トーンコーディネート(「Advance」のみ)を施すなど上質感の演出も抜かりない。