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埼玉工業大学:損害保険ジャパン日本興亜の自動運転デモに参加


埼玉工業大学発の自動運転ベンチャー「フィールドオート」は、損害保険ジャパン日本興亜がコネクテッドサポートセンターの開所記念として去る9月27日に東京都内で実施した、自動運転対応車両の公道走行の実証実験に参加した。

 今回の実証実験は、損保ジャパン日本興亜が自動運転社会における損保会社が果たすべき役割の研究を加速させる目的で、遠隔型自動運転運行サポート施設(コネクテッドサポートセンター)をプライムアシスタンスに開所した記念に実施された。この実証実験では、ティアフォーをはじめ、関係各社(プライムアシスタンス、 アイサンテクノロジー、 KDDI、 マクニカ)の協力によって、以下ふたつの内容の実証実験が共同で行われた。




1. 運転席が無人の自動運転車両(レベル4)を、 遠隔地の運転手が監視、 緊急時に介入。


2. 4台の自動運転対応車両(うち2台は、 運転席の運転手が緊急時に介入する自動運転走行)が公道走行し、 遠隔地で監視。




 フィールドオートは、ティアフォーからの受託により、損保ジャパン日本興亜の本社ビル(東京都新宿区・西新宿)から、プライムアシスタンスの本社(東京都中野区・中野坂上)までの約1.5kmに及ぶ交通量の多い青梅街道で、レベル3の自動走行を実施した。




 今回は操舵・制動のPIDパラメータや障害物(前方車両や駐車場ゲート)との距離などを、勾配、カーブ曲率、速度等に応じて適応させる工夫を加え、本番の自動走行デモ実験に備えた。デモ走行の動画は、次のとおり公開している。 


 今回のデモ準備の一部として、ティアフォーの協力のもと、プライムアシスタンスの本社からの遠隔操縦実験も行った。下記がその映像。


https://youtu.be/Lq4gILJHtQc




 またフィールドオートは、このたび全国初となる複数台の自動運転車両を同時に遠隔監視する実証実験に参加し、新たな経験と知見を得た。今後も、ティアフォーと共に自動運転社会の早期実現に積極的に貢献したいと考えている。

青梅街道の自動運転走行の様子

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