
BMWとトヨタの共同開発で生まれる新しいスポーツカー。BMW版がZ4でトヨタ版がスープラとなるこの2台。世界のスポーツカーファンの期待を集める2台を写真から検証してみた。

ペブルビーチでワールドプレミアされた新型BMW Z4。正式発売は来年春ということで細かいスペックは明らかになっていないが、ペブルビーチに登場したのは、Z4 M40i First Editionで、340psの最高出力を誇るBMW製直列6気筒DOHCターボ(B58型)を搭載するMモデルで、前後重量配分は、BMWの伝統通り50:50。0-100km/h加速が4.6秒と発表されている。
トランスミッションについては言及がないが、おそらくZF製8速ATの8HPだろう。8HPの第3世代が採用される可能性もある。
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スープラは、4気筒エンジン(BMWのB48型)の搭載の可能性も示唆されているが、メインは、このB58型直列6気筒DOHCターボだろう。
周知の通り、スープラとZ4は、プラットフォーム、パワートレインを共有する兄弟車という関係にある。生産はオーストリアのグラーツにあるマグナシュタイヤーのグラーツ工場で行なわれる。メルセデス・ベンツの新型Gクラスと同じ工場だ。
トヨタ・スープラ(TOYOTA SUPRA)

BMW Z4

重ね合わせてみる

透過率を変えてみる。

当たり前だが、こうしてみるとスープラとZ4のプロポーションはほぼ同じ。
現状では、スープラのボディの方がややグラマラス、と言えるかもしれない。せっかくなので、ほぼ同じ角度の画像を並べてみよう。

