速度取り締り検挙数の大半を占めるのがネズミ捕り(非定置式速度取締)とパトカーや白バイによる追尾だ(固定式オービスは数%)。まず、ネズミ捕りの方は新型可搬式オービスの導入などで取り締り効率のアップが図られているが、追尾の方もフェアレディZやカスタムマークXなどが交通機動隊のパトカーに採用され、さらにヘリコプターによる空からのパトロールも本気度を増している。警察が一丸となって2020年までに交通事故死者数を2500人に減らすという目標を達成すべく動いているだけに、スピード違反のみならず、事故につながりやすい交通違反の取り締まりが、今後も強化されていくことは間違いない。
☆パトカー編 注意散漫運転は禁物!
■空飛ぶパトカー(?)
静岡県警が新東名高速の110km/h制限試行区間で、ヘリコプターとパトカーのタッグにより交通違反の摘発を行っていることは当サイトで既に報告したが、この4/27、今度は群馬県警も県内の高速道路でヘリコプターによる交通取り締まりをスタートさせた。
その取り締まり方法は静岡県と同じく、ヘリコプターが空から交通違反車を発見し地上で待機しているパトカーが該当者を追尾し、検挙あるいは指導を行うというもの。関越自動車道、北関東道、上信越道がその対象となった。
今後、このヘリとパトカーの連携取り締まりが全国的に波及していく可能性は十分あり。ただし、取り締まられる方にとっては追尾となんら変わらないので、従来通り、後方確認を忘れずに!
■レーザー式ユニット搭載パトカー
◆NEWS TOPICS 栃木県警がR35GT-Rを広報車として導入!
☆覆面パトカー編 高性能車導入で機動力アップ! 観察力が回避の決め手だ!
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「8ナンバーでおやぢ色のクラウンかセドリック」という覆面パトカーの常識(?)が、すっかり通用しなくなった今日この頃。未だにボディカラーは白とかシルバーが多いものの、ふつーのクルマに混じっちゃえば見分けがつかないことこの上ない。車種もクラウン、レガシイ、レクサス、スカイラインetc.と千差万別だし、警視庁のマークXのように純正チューンドカーまで登場したとあってはもうお手上げだ。
お世話にならないようにするための秘訣は、いわゆる観察力。それなりに飛ばしている時は前後左右に気を配り以下の注意事項を意識して欲しい。
1.前席に制服&ヘルメットの男2人が座っていないか。
2.高速道路やバイパスのICやPAからの流入路に不審なクルマ(スポーティセダン)が止まっていないか。
3.走行している地域のナンバーが付いているかどうか(基本的に警察には縄張りがあり管轄地域以外で取り締まりをすることはない)。
他にもいろいろあるが、この3つを抑えておけばとりあえず安心だ。とにかく、怪しいと思ったら減速してクルマを観察すること、これが肝心です。
☆白バイ編 視覚と勘をを研ぎ澄ませよう!
空飛ぶパトカーの話題はこちら!第1弾オービス編はこちら!第2弾ネズミ捕り編はここちら!覆面マークXの詳細はこちら!