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テックポイント・インク:オートモーティブワールドに「車載用カメラ向け信号処理用半導体」の新製品を出展


テックポイント・インクとその100%子会社であるテックポイントジャパンは、東京ビッグサイトにて1月17~19日に開催される「第10回 オートモーティブ ワールド」に、車載用カメラ向け信号処理用半導体の新製品を出展する。

テックポイント・インクは2012年の創業。以来、監視(防犯)カメラを中心に、カメラ向け半導体の設計を行ってきた。特に半導体の小型化および映像の高解像度化と低コスト化の両立を実現する設計力に強みを持ち、中国を中心に事業を拡大。今後、更なる成長を目指し、車載カメラ向け製品にも注力している。

車載カメラシステムとしては、自動車のリアカメラ(バックカメラ)システムや、サラウンドビューカメラシステムで映像をやりとりするための半導体を設計開発。ナビなどのディスプレイに、フルハイビジョンの映像を表示できる。伝送方式は、「HD-TVI」と呼ぶ独自規格。リアカメラなどに組み込んで、映像を送信する半導体(トランスミッター:Tx)と、カーナビゲーションシステムなど車載機に組み込んで、映像を受信する半導体(レシーバー:Rx)をラインアップしている。映像を圧縮せずに伝送するため遅延が少なく、伝送時のノイズも少ないのが特徴。今後は4K画質対応品や、ディスプレイコントローラーと一体化したRxなど、次世代品も展開していく。




今回、東京ビッグサイトにて開催される「第10回 オートモーティブ ワールド」に、 MIPI出力対応4チャネルHD-TVIビデオデコーダ「TP2854」など車載用カメラ向け半導体の新製品を出展する。当日は、実際の製品を搭載した機器による映像転送デモも行う。








【MIPI出力対応4チャネル車載用HD-TVI ビデオデコーダ「TP2854」】


テックポイント・インクのビデオデコーダで初めて業界標準インターフェイス「MIPI-CSI2」での出力に対応。 また、4チャネル対応により、最大で4台の車載カメラから映像信号を受信してデコード(復号)処理可能。独自伝送規格「HD-TVI」に加え、「NTSC」の複合処理にも対応。1080pで60フレーム/秒のHD映像信号を処理し、同軸ケーブルなどを使った伝送が可能。


※HD映像伝送デモ実施予定




【4K映像伝送対応車載用HD-TVIビデオエンコーダ「TP2912」】


独自伝送規格「HD-TVI」に準拠した映像フォーマットに、映像信号を符号化処理可能。1080pで60フレーム/秒のHD映像信号を符号化処理し、同軸ケーブルなどを使った伝送が可能。また、 15フレーム/秒の映像フレーム速度では、4K映像の符号化および送信も実現している。


※HD映像伝送デモ実施予定

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