フルドライカーボンの軽量ボディと530psのターボチューンで筑波55秒台を叩き出す、レーシングプロジェクトBANDOHの「カーボンジャンキー86」。タイムアタックイベントではおなじみのこのマシンがウェッズブースに展示されているんだけど、そのフロントガラスには「FOR SALE」というプライスタグが!? なんで売りに出しちゃっているのか、その辺の事情を坂東さんに直撃してみたぞ!
「別にチューニングカー製作を辞めるとかじゃなくて、そろそろ次のクルマ、とくに次期スープラを検討しているんですよ!」と、開口一番に坂東さんは次のタイムアタックマシンの展望を教えてくれた。
チューニングカーでタイムアタックをすることは、本来のレース活動とおなじベクトルで「モータースポーツ業界を盛り上げたい」という信念に基づく活動だという。だからこそ、ある程度やり尽くした部分もある86はその役割を終えて、新しい車種でのタイムアタック参戦を継続していこうと考えているんだとか。
「遊び半分じゃないですけど、試しに売りに出したって感じなんですよ。でも金土の2日間だけで買いたい人が10人以上もいらっしゃいました! ほとんど外国人の方なので、まだ売ってませんけどね」という状況なんだって。
レーシングチームが手がけた本気のチューニングカーを愛車にできるビッグチャンスではあるけれど、その想定価格は1000万円超なり!
そんな夢のある商談は、中ホール5のウェッズブースにて水面下で進展中!