VitaNet, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下ヴィタネット)とVIA Technologies, Inc.(本社:台湾台北、以下VIA)は、各産業分野向けにIoT機器をゲートウェイに接続してIoTをより有効に活用するための協業に合意した。
商業・産業分野向けに、IoTを活用したセンシングや制御と、それをもとにした設備や機器の効率的運用と保守が求められている。しかし、IoT機器やセンサーによるデータ取得には通信機能及びセキュリティ確保が課題としてあり、IoT機器と接続するゲートウェイには価格競争力に加えて充分な水準の信頼性、可用性、保守性、保全性、そしてセキュリティが求められている。
ヴィタネットは、広く普及して汎用性の高いBluetooth LE規格に完全に準拠した独自技術のVitaNet SecureでBluetoothでのM2Mを可能とした。セキュリティを確保しつつ、従来困難であったサーバーからのBluetoothの接続制御を実現する。センサー等のIoT機器の制御・データ収集とクラウドとの連係を、ゲートウェイやモバイルアプリを介して行う。
VIAは、ゲートウェイの心臓部となるSoCやCPU・チップセットなど自社製半導体を持つシステムメーカー。主要部品を自社開発しているため、ハードウェアの性能を最大限に引き出すソフトウェアの開発支援、サポートの提案ができる。また用途に応じて厳しい環境で使用可能なゲートウェアやEthernet、Wi-Fi、Bluetooth、3G/4G様々な通信方式に対応できるゲートウェイを幅広く用意している。
両者の協業によりヴィタネット技術搭載が既に検証されている商業・産業向けゲートウェイの商品化を進め、更なるIoT発展への貢献を目指す。