ジョンソンコントロールズの自動車部門が独立した「アディエント(Adient)社」は、自動車用シートとシート部品における世界最大のグローバル・サプライヤーだ。そのアディエントのスペシャルティシーティング部門のレカロが、自動車用シート製造50周年を記念して、世界のレカロファンにとって希少なアイテムとなるレトロ風デザインの限定版オフィス用レカロチェアを発表した。
レカロが自動車用シートを作り始めたのが1967年。今年が50周年というわけだ。
発表したオフィス用レカロチェアは、最新のオフィスチェアのテクノロジーを駆使して仕上げられている。このオフィス用レカロチェアは、人気を博したモデルRacaro Sportster CSをベースに、1967年に発表された初のレーシング用カーシートを思い起こさせるハウンドトゥースパターン(千鳥格子)を忠実に再現したデザインと高級感溢れる穴のあいた革製サイドワゴンが特徴だ。
また、バックレストには1967年に初めて製造されたカーシート「Racaro Rallye」のオリジナルレタリングが施され、さらにヘッドレストの「50 Years」のRallyeスタイルエンブレムは、この高級オフィス用チェアに相応しい仕上がりとなっている。
日本における販売価格は1脚75万5500円。全国のレカロ販売店で販売予定だ。限定500脚である。