日産自動車)は10月24日、新世代電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」を、東京モーターショー2017で公開する、と発表した。ノートe-POWERに続くe-POWER第二弾である。
「e-POWER」は、従来の駆動方式とは一線を画す新しい電動パワートレインで、昨年11月にマ イナーチェンジした「ノート」に初搭載した。搭載しているガソリンエンジンにより発電し、その電力を利用してモーターの力で走行する、いわゆる「シリーズハイブリッド方式」を採る。これにより、さまざまなシーンや走行環境において、100%モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速と、優れた静粛性を実現し、好調なセールスを記録している。
今回、参考出品車とし東京モーターショーで公開する「セレナ e-POWER」は、「セレナ」が誇る 室内の広さや使い勝手の良さ、乗り心地の快適性はそのままに、モータードライブの楽しさと優れ た燃費性能、そして、クラスを超えた高い静粛性を実現するモデルだ。
外観は、グリルに「e-POWER」の象徴であるブルーのアクセントを施すとともに、専用LEDテールランプや、空力特性に優れたデザインの専用アルミホイールなどのエクステリアパーツを 用し、先進性溢れるエクステリアデザインとした。また、インテリアにもブルーアクセントを施すとともに、2列目シートはキャプテンシートを採用することで、快適性と余裕ある移動空間を両立する。
さらに、従来の「セレナ」で、好評の高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を「セレナ e-POWER」にも搭載する。
「セレナ e-POWER」は、2018年春に発売する予定。なお、日産は同車の発売に先立ち、本日よりお客さま向けの「セレナ e-POWER」特設サイトを オープンし、順次同車の車両情報を提供していく。