
フェラーリは、設立70周年を記念してハイブリッド・スーパースポーツのラ フェラーリ アペルタの特別仕様車を製作した。オークション出品のために用意されたとはいえ、その目的は明白。フェラーリの社会貢献に対する意識の高さを伺わせる。
フェラーリは今年で創業70周年を迎えたことを記念して、9月9日に開催されるRMサザビーズ主催のオークションに、特別に仕立てられた「ラ フェラーリ アペルタ」を出品する。
このイベントは、フェラーリのテストトラック“フィオラーノ”で開催されるということもあり、出品するこのラ フェラーリ アペルタもメタリックカラーのロッソ・フォーコに塗装された1台限りのスペシャルモデル。しかもその目的は、慈善事業団体のセーブ・ザ・チルドレンに利益の全額を寄付し、教育にフォーカスした国際プログラムに用いられるという。
フェラーリがこのオークションのために用意したラ フェラーリ アペルタは、963ps(システム出力)を誇るハイブリッドスーパースポーツのオープンモデル。メタリックカラーのボディもさることながら、ボンネットとリヤにはビアンコ・イタリアのダブルレーシングストライプがあしらわれ、インテリアもブラックのアルカンターラとシャイニーブラックのカーボンファイバーが採用されるなど、すべてが特別仕様だ。
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