叡山電鉄は、鞍馬線開通90周年を迎えたのに合わせ、900系展望列車「きらら」を新緑の爽やかなもみじをイメージしたメープルグリーン塗装に変更した「青もみじきらら」を3月21日から運転を開始した。
運転開始を記念して出町柳駅において発車式を開催した。
発車式では鞍馬小学校小林茉奈さん、信楽一如さんから駅長と運転士に花束が贈呈された。
池内正貢京都市左京区長、田村淳京都市立鞍馬小学校校長、塩山等叡山電鉄代表取締役社長の3名によりテープカットを行った。
900系展望列車「きらら」は現在2編成運転しており、12月上旬までの予定で901-902号車が「青もみじきらら」として運転する。
同日より700系車両の722号車がリニューアルし、運転を開始した。
外装デザインは沿線の神社仏閣をイメージした朱色を採用しており、座席の取り替えをはじめとするインテリアの更新、バリアフリーへの配慮や優先座席の明確化、車体前面の鋼板を厚くし、台枠下部覆い(スカート)を新設するなどの安全性の向上を図っている。
(取材協力:叡山電鉄)