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大井川鐡道、C11形190号機蒸気機関車が九州仕様となって新春から川根路に登場!


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大井川鐵道は、主力SLとして活躍しているC11形190号機蒸気機関車を、2016年新春より除煙板(デフレクター、デフ)を九州地区で活躍していた型(通称:門デフ)に変更して運転する。

SLの正面両脇には除煙板(デフレクター、デフ)が取り付けられており、これは走行中に煙突から吐き出される煙が車体や運転席にまとわりつかないように気流を変えるための重要な部品。

しかし、SLの駆動力を伝えるシリンダが除煙板の下にあるため、保守を行う際、存在が煩わしいもので調査の結果、除煙板の下部は気流変化の影響が少ないことがわかり、戦後、九州の小倉工場で除煙板の下半分を省略し、山形鋼で固定した「小倉工場式切取除煙板」が誕生。九州で活躍するSLの多くに採用されるようになった。小倉工場のある門司鉄道管理局管内であることにちなみ、「門デフ」と呼ばれるようになった。当時、保守現場からは歓迎されたほか「九州を走るSLを象徴するスタイル」と言われ、「門デフ」を付けた車両は国鉄時代からSLファンに大人気だった。

除煙板の交換は鉄道趣味誌「蒸気機関車EX」を発行するイカロス出版とのタイアップによるもの。「門デフ」を取り付けての営業運転は2016年1月から3月までの期間限定となり、運行日は確定していない。但し、2016年1月1日と1月2日は日章旗と新年ヘッドマークをつけて運転する予定となっている。

(画像提供:大井川鐡道)



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