JR東日本は、2017年春に運転を開始するクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の運転概要を12月2日発表した。
いずれのコースも上野駅発着となり、春から秋にかけては東北や道南を周遊する3泊4日と甲信越と福島県を巡る1泊2日のコース、冬は東北を縦断する2泊3日のコースを用意する。
春～秋は、3泊4日コースは上野を出発し、日光～函館～伊達紋別～登別～東室蘭～洞爺～新函館北斗～青森～弘前～鶴岡～あつみ温泉～新津～東三条を経由し上野に戻るルートで、1日目と東室蘭を出る3日目は車中泊となる。1泊2日コースは上野を出発し、塩山～姨捨～会津若松を経由し上野に戻るルートで車中泊となる。
冬の2泊3日コースは、上野を出発し、白石～松島～青森～弘前～青森～一ノ関～鳴子温泉を経由し上野に戻るルートで、2泊とも車中泊となる。
2016年1月14日には東京駅八重洲中央口改札外に、「GALERIE 四季島（ギャラリーしきしま）」をオープンする。名称由来は、「TRAIN SUITE 四季島」に興味を持った利用者に上質で特別な旅の世界観を感じてもらう最初の場所として、映像や展示などを用意するギャラリーをイメージ。「TRAIN SUITE 四季島」に関する情報提供やツアー参加者へのコンシェルジュサービスを提供する。利用は予約制となる。
「TRAIN SUITE 四季島」の車内で接客サービスを行う、トレインクルーのユニフォームを「ISSEY MIYAKE」など数多くのファッションを手がけた滝沢直己氏がデザインを担当する。
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