
<パドレス2-8ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇ペトコパーク
粘り強さを見せたドジャースが完勝し、再びパドレスと同率首位に並んだ。
先発の山本由伸投手(27)が、6回4安打2失点。3回に逆転されてから立ち直り、追加点を与えなかった。
1点ビハインドの6回にフレディ・フリーマン内野手(35)のソロ本塁打で同点とすると、7回には山本とバッテリーを組んでいたダルトン・ラッシング捕手(24)が決勝3ランをマーク。2ストライクと追い込まれながら、粘り腰で右越えに運んだ。
9回には大谷翔平投手(31)がパドレス松井裕樹投手(29)と対戦。カウント1-2から高めの速球を捉え、右越えにダメ押しとなる45号アーチを放った。
試合前、2ストライクからのアプローチに改善の余地があると話していたロバーツ監督は「ショウヘイやムーキー(ベッツ)、フレディの打席も含め、今日は打線全体として、今後に期待できるような内容だった。戦う姿勢、粘り。いい打席を続けていれば、長打も出てくる。ゾーンをコントロールできれば、長打は出る。今日、打線はとてもいい仕事が出来ていた」と、満足そうに振り返った。
この日の9安打のうち、2ストライクと追い込まれてから放った安打は6本。決勝弾のラッシング、2打席連続で本塁打を放ったフリーマン、ダメ押し点を奪う45号を放った大谷も含め、各打者の打席で粘り強さが光った。