
<パドレス2-8ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が伝説のシーンを生み出し、ドジャースベンチは歓喜に沸いた。
大谷は第1打席から四球、空振り三振、中飛、空振り三振。7-2の9回1死での第5打席で、松井裕樹投手(29)と対戦した。
大谷はタイミングの合わないスイングを2度繰り返したが、カウント1-2から高めの直球を捉え、打った瞬間に確信する45号ソロを放った。
4試合ぶりの1発は、打球速度108・9マイル(約175キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)、角度28度だった。
大谷はデーブ・ロバーツ監督(35)やテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)らが待ち構えるベンチへ一直線…ではなく、ベンチ横に陣取っていたパドレスファンの男性とハイタッチを交わし、肩をポンポンとたたいた。この男性ファンは、大谷へヤジを飛ばし続けており、大谷が最高の形で仕返しに成功した。
大谷がまたひとつ伝説のシーンを生み出すと、三塁側ベンチは続々と選手が大谷へ駆け寄り、満面の笑みで喜びを分かち合った。
このシーンはMLB公式Xで公開され、大きな反響を呼んだ。