東京TAXI ALPHARD
1万台以上の車両数を誇ると言われている東京都の個人タクシー。銀座、霞ヶ関界隈で一際異彩を放つタクシーの目撃情報を入手。高級ミニバン・アルファード、しかもローダウン、タイヤ&ホイールのインチアップ、さらにエアロキットまでフル装備されたカスタムカーという驚きの1台。
タクシーの個人事業主になるには、法人で勤続10年以上、試験前最低3年以上の無事故無違反などが義務付けられる。
個人事業主になれば、当然クルマを自由に選べる。銀座、霞ヶ関を中心に動く横田さんは、アルファードを選択した。
「最初はクラウンアスリートでしたが、車内が狭かった。終日貸し切りで利用されるお客様が多く、色々と話を伺うとリラックスできる広い空間を求めている方が多かったので、一昨年アルファードにしました」。
実際アルファードの個人タクシーは増えている。ただ横田さんのアルファードが、他の個タクと異なるのは、カスタムされているという事。そして気になるのはローダウンした事による乗り心地だ。
「お客様を送迎しますので、いかに快適な時間を過ごしてもらえるかが重要です。ですがクルマ好き、カスタム好きの凝り性なので、自分のクルマであればローダウンは欠かせません。純正のままだと、フェンダーとタイヤの間に拳ひとつが入るほど隙間があるんですよ。そんな姿、考えられません(笑)。とはいえ、ローダウンして乗り心地が悪くなったら仕事に支障をきたします。そういう意味では、アクシスの車高調はとても満足しています。車高調に変えた事による突き上げ感はなく、マイルドで心地よい乗り味は純正のようなフワフワ感もありません。利用したお客様にもとても満足して頂いております」。
東京、銀座でのタクシー移動は、是非ご指名を。
TOYOTA・アルファード(平成31年式・2.5Lハイブリッド SR“C Package”)
車高調によるローダウンだけでなく、アヴァンツァーレのフラップスポイラーをフル装備するなど、細部までカスタムが施されたアルファード。イベントやオフ会会場に普通にいそう。
ローダウン量は前後ともに約50mm
純正と変わらない、いや純正より快適かも
アヴァンツァーレのサイドステップは、スライドドア下へ設置するタイプ。ドア開閉時、エアロも一緒に動くので、足元にエアロが残って踏まれるという心配もなし。
運転席/助手席のドア側面にはLEDワーニングライトを設置。ドア開閉を後方車に知らせてくれる、利便性の高いアイテム。
OWNER 横田 満さん(東京都)
5年以上、無事故無違反のタクシー運転手に与えらえるという、㊝の運転乗車証。「以前使っていたクラウンアスリートにはBBSホイールを履かせていました。タクシーとはいえ、何かしらカスタムはしたくなりますね(笑)」。
【SPECIFICATION】
ホイール:ウェッズ・クレンツェマリシーブ(20×8.5)
タイヤ:ヨコハマ・AVID ENVigor S321(245/40)
エクステリア:F/S/R/ボンネットスポイラー/
リアゲートスポイラー=アヴァンツァーレ、LEDリフレクター/LEDフォグ=ジュナック
ローダウン:車高調=アクシス・パーフェクトダンパーⅢ
製作ショップ:アヴァンツァーレ スタイリッシュ 042-531-1916
http://www.avanzare.co.jp
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]