適度なアップ量で変わった感も演出
アメリカ発のブランド「レディリフト」
MLJ READY LIFT SUSPENSIONS 2.0 SST LIFT KIT
SUVとリフトアップの相性は抜群だ。
ロードクリアランスが確保でき、悪路走破性がアップする。
と同時に、タフさの強調もできる。
そしてなにより、カッコ良いではないか!
リフトアップには、以下の2種類の方法がある。
1:ローダウンと反対にリフトアップ仕様のバネ(サスキット)を組む
2:スペーサーをかます
『レディーリフト』のキットは後者の方法を採る。
バネを変える方式だと、バネレートが固くなるなど乗り味が大きく変わる可能性があるが、スペーサー方式ならバネレートは変更なし。
つまり乗り味は大きく変わらない。
重心が上がるからフラツキの心配はあるが、例えばRAV4用キットは約2インチアップと“適度なアップ幅”ということもあり、大きなネガはない様子。
その上、価格が約9万円で、作業は「慣れれば2時間コース」(エムコンフィデンス楠さん)。
車高調への換装よりも、トータルでのコストはお手頃かも!?
本国ではとんでもないリフト量のキットも設定するが、RAV4には適度なアップ量を提案。
やりすぎ感はなく、しかし確実に「変わった!」と思える絶妙なアップ量である。
●価格:8万9000円 ●適合:RAV4(50)
●アップ量:2インチ(約5mm)
FRONT
バネ、ダンパー一体式のストラットの上部にスペーサーをかます。
色が黒いため、タイヤハウス内から覗き込んでも見えないが、エンジンルーム内からはスペーサーの『R』字が確認できる。
REAR
ストラットをバラさずに済むフロントに対し、リアはメンバーを外す等、スペーサーを組み込むための作業の手数は多い。
バネ部計2箇所、メンバー部計4箇所にスペーサーをセット。
サンプル車は、純正サスにレディーリフトのリフトアップキットを組み込んだ。
前後の車高のバランスも良く(キレイな平行だ)、タフなイメージのホイールとの相性も抜群。
取材協力 m-confidence
車種関係なく、トータルカスタマイズを提案するエムコンフィデンス。
今回撮影したRAV4は社長の愛車だ。
レディーリフト製キット装着の工賃を伺うと、「ウチなら3万5000円~とかかな」とのこと。
神奈川県横須賀市大矢部3-17-19
046-836-1237 http://www.m-confidence.com
問:MLJ 03-5473-7588 https://www.mljinc.co.jp
アップスタイルカスタムガイド (2020/11/18)より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]