“空間”と“凝縮”を最適化
RMP
往年の銘意匠を現在の最新解釈で仕立てる。
それも高級志向で。
今回、白羽の矢が立ったのは2×7メッシュ。
ベテランなら分かる、一昔前にブレイクした往年のメッシュデザインだ。
これをRMP流の最新モードで描いたのが2020モデルとなる720F。
今作で一番苦心したのが空間と凝縮のバランスだという。
スポークが交差するクロスポイントを、リム側に寄せると古臭いだけでなくアルヴェルのようなビッグボディとの相性に難が出る。
そこで、クロスポイントを中央寄りに設定、スポークを長く見せると同時に、センターパートにポケットエフェクトなどを投入し、デザインを集中させることでカタマリ感を演出。
大口径感と力強さを両立することに成功した。
また、フランジを鋭く削るショートカービングリップや、スポークの立ち上がりを直角的かつ直線的に仕上げるなど、新鮮味のあるギミックを各ディテールに投入した。
メッシュデザインの醍醐味である軽快さをもたらす空間と、強さを打ち出すカタマリ感。
そして、最新の技術と解釈で仕上げるディテール群。
この3つエッセンスにより、真新しい2×7メッシュが生み出されたのだ。
ボディマスに負けないメッシュとして
メッシュ最大の魅力であるスポーティな軽快感。
しかし、昔のメッシュデザインだと、近年のビッグミニバンが持つボディの迫力に負けてしまう。
720Fは軽快感を残したまま、脚長感、カタマリ感を絶妙に表現。
この通り足元から存在感を放つことが可能だ。
ヌケ感と詰まり感を絶妙にバランスさせたクロススポーク。
リブやポケットデザインを中央に集中させることで強さを表現。
ショートカービングリムや、RMPで好評のヘアライン調のアルミプレートなど、新鮮味やプレミアム感へのアプローチもしっかりケアしている。
SIZE H-PCD PRICE
18×7.0J / 8.0J 5-114.3 4 万3500 円~4 万5500 円
19×7.5J~8.0J 5-114.3 4 万9000円~5万円
20×8.5J 5-114.3 6 万円
COLOR ハイパーメタルコート/ポリッシュ、
セミグロスガンメタ/リムポリッシュ
CONSTRUCTION 鋳造1ピース[FLOWFORMING]
DEMO CAR
Netz TOYOTA KOBE
WHEEL SIZE 20×8.5J+38
TIRE SIZE 245/40[TOYO]
WHEEL COLOR SEMIGLOSS GUNMETAL /RIM POLISH
問:マルカサービス 052-398-3406
https://www.marukaservice.com
スタイルRV Vol.146 トヨタ アルファード &ヴェルファイア No.14 2020年6月27日発売号 より
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