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室内の音響システムを刷新しよう!【連載・サイバーナビの魅力を探る Vol.02】車内オーディオルーム化で楽しくドライブ!


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マイ・オーディオルームを作る!



carrozzeria/CYBER NAVI

カロッツェリア/サイバーナビ


carrozzeria_DELICA D:5_走行イメージ




自宅に設えた完全防音のオーディオルームで、眉間にシワを寄せながらクラシック音楽を嗜む。

そんなオーディオマニアまではいかずとも、好きなアーティストがいたり映像コンテンツがあれば、優れた音環境で視聴したいと思う人は多い。


だけど自宅の防音室なんて夢のまた夢……。


家族や近所へ配慮しながらボリュームを絞って、あるいはヘッドフォンで楽しむのが精一杯だ。

ステイホーム期間でそんな境遇を再確認してしまった音楽好き、オーディオ好きはけっこういた。


だからこそ、今一度、カーオーディオに注目したい。


車内であれば第三者の目(と耳)を気にすることなく、思いっきり好きなコンテンツを楽しめる。

運転に支障をきたすのはNGだけど、うまく付き合えば自分だけのリスニングルームにもなり得る。

実際、好きな音楽を聴くためだけにガレージに止めたクルマに移動する人もいた。


彼はプラグインハイブリッドに乗り換えて満足していた。


パイオニア カロッツェリアのサイバーナビは、その本質であるナビ機能に加え、AVのメインユニットとしての機能を突き詰めてきた。

その象徴のひとつが、サウンドチューニングの幅が広く設けられていること。

車室空間や好みの音楽、そしてスピーカーやウーファーの仕様によって微細なサウンドチューニングができるという。


しかも最新型(910シリーズ)は、ネットワークスティックを介することで高速通信が使い放題になった。

この機能、活かし切らないと勿体ない。


そこで出力デバイスのアップグレードを考えてみたい。

カロッツェリアには、多種多様の製品が用意されるものの、今回はカスタムフィットスピーカーシリーズと、サブウーファーを取り上げる。


まず大きな利点だと感じるのは、純正のインテリアがほぼ維持されること。

AVユニット自体を車室内のドレスアップアイテムと捉えるのもいいけれど、あくまで見た目は純正のままというのほうが大人っぽい。


特に「TS-C1730S」はフロントドアに埋め込むスピーカーと、ダッシュボード両端に取り付けるツイーターで構成される。

ドアへはワンタッチ接続アダプターを利用してスマートに、より高音質を求めてインナーバッフルなども別に用意される。

ツイーターも純正位置に取り付け可能なキットが用意される。

もちろん、一般的な後付けツイーターっぽくダッシュボードの上に置いてもいい。


これならより自分好みの、細かい位置調節が可能だ。


また、トヨタ、マツダ、スバル車などには、純正位置へとトレードインできる「TS-C1736S」もある。


その上でサブウーファー「TS-WX400DA」を組み合わせる。

シート下やトランクなど邪魔にならないところに設置できるようなコンパクト設計なのがいい。

なのに、実にパワフルな重低音が車内を包み込む。


付属のリモコンを使って、その都度サウンドを調節できるのは、音楽ジャンルごとに調整したり、静かに聴きたいときなどに役立つ。


このスピーカーとサブウーファー、それぞれ本体価格は3万円強。

工賃を入れたり多少のオプションパーツを考慮しても、10万円あればお釣りがくるはず。


まさに費用対効果抜群の組み合わせ。


と、言い切る前に、そのサウンドの威力を、サイバーナビお得意のサウンドチューニングを駆使して体感してみたいと思う。

次回、これらを装着したデリカ D:5を使って、その方法論と実際の効果を確かめてみたい。


AVIC-CQ910-DC


carrozzeria_AVIC-CQ910-DC_単品

2019年冬に発売されたサイバーナビの最新作。「docomo in Car Connect」を利用することで車室内をオンライン化。ナビ本体をWi-Fiスポットとして利用できるほか、ストリーミングビデオの搭載によってYouTube 視聴や家庭用ブルーレイレコーダーの遠隔視聴など、エンタメを楽しむ幅がグッと拡がった。同機種の市場参考価格は約21万円。「docomo in Car Connect」の通信サービスは1年プランで税別1万2000円だが、ネットワークスティック同梱モデルは1年間無償使用権が付属する。


【PARTS SPECIFICATION】


<AVIC-CQ910-DC>

■価格 オープン

9V型 HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・AV一体型メモリーナビゲーションネットワークスティックセット


TS-C1730S/TS-C1736S


carrozzeria_TS-C1730S_単品

演奏する姿が目の前に拡がるような実体感と躍動感に満ちた音色を再現したというCシリーズ。情報量豊かなハイレゾ音源をより忠実に表現するための最新技術が投入された。「TS-C1736S」「TS-C1730S」は17cmウーファーとツイーターというセパレート構成。「TS-C1730S」は角度調整が可能なロータリー機構を採用するほか、ツイーター取り付けブラケットを使えば純正との置き換えができる。「TS-C1736S」は、ツイーターに専用チューニングを施し、純正位置へ取り付けた場合でも、ウーファーとつながりのいい音を奏でる。また、スピーカー径が16cmとなる「TS-C1630S」も用意される。


【PARTS SPECIFICATION】


<TS-C1730S>

■3万2000円(税別)

4個1セット


<TS-C1736S>

■3万2000円(税別)

4個1セット


TS-WX400DA


carrozzeria_TS-WX400DA_単品

全高10cmというコンパクト設計ながら、パワフルな重低音再生を実現したサブウーファー。そのキモはダウンファイヤリング方式。ユニットを下に向けて放射することで量感あふれる重低音が効率的に車室内全体へと拡がるカロッツェリアの独自機構だ。リモコンが付属されるので、音楽ジャンルやその日の気分に合わせて音量、再生帯域、位相、モード(DEEP/DYNAMIC)などを簡単に調整できる。メインユニットとのRCA接続のほか、スピーカーライン入力にも対応するので、様々な仕様に対してシステムアップができる。


【PARTS SPECIFICATION】


<TS-WX400DA>

■3万円(税別)


実際に取り付けてみた!


今回、現行デリカD:5のナビ本体を「AVIC-CQ910-DC」に置き換え、本稿で取り上げた「TS-C1730S」「TS-W400DA」を装着した。ドア部のスピーカーは別売の高音質インナーバッフル・スタンダードパッケージ(UD-K524)を使うことで取り付け強度を高めて、より音質を向上させる。ツイーターはブラケットを用いて純正同様ダッシュボード内部に設置。またサブウーファーは助手席下にすっきりと収めることができた。




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class="alignnone size-full wp-image-149949"/>carrozzeria_UD-K524_装着



問:パイオニアカスタマーサポートセンター 0120-944-111/0570-037-600

http://carrozzeria.jp


スタイルワゴン2020年7月号より



[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



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