オープンカーといえば、つい先日ホンダ・S660が2022年3月に生産終了となることが発表されたばかり。日本に比べオープンカーのラインナップが充実しているドイツでも、オープンモデル製造中止の流れは着実に押し寄せています。ドイツの自動車メディアは「オープンカーは今や絶滅に瀕している」と喧伝し、メルセデス・ベンツ・SLクラスのような伝統的なモデルすら続々と姿を消しているのが実情です。
今回のドイツ現地レポは、なぜドイツではもともとオープンカーの比率が高いのかを解説しつつ、「瀕死の状態」とまでいわれるドイツの今のオープンカー事情について紹介します。