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1度手放した愛車は、ほとんどの場合、手元に戻ってこないという事実


「エアポケット」。またの名を「晴天乱気流」。飛行機が急激に下降する空域のことを指すそうです。


そして、地上で暮らしながらもエアポケットに相当するものが存在します。


そのひとつが、ある日突然訪れる「そろそろクルマを手放そうかな…」というエアポケット。


カレントライフ 外車王SOKEN 松村透


▲10代の頃に魅せられ、30代で手に入れることができたユーノス ロードスター。これがまさしく「車両本体価格29万円」のロードスターそのもの

車両本体価格29万円のユーノスロードスターを所有して分かったこと



まさに乱気流。このエアポケットから一刻も早く脱出しないと、あれよあれよという間に手塩に掛けて育ててきた愛車が去っていってしまうかもしれません。


「もういいや」で手放したすえの後悔…は、いまの職場に嫌気が指して転職するのと一緒?


カレントライフ 外車王SOKEN 松村透


▲いまから20数年前、本当に勢いだけで手に入れた1973年式ポルシェ911S

「それまで勤めていた会社がイヤになったことがきっかけで転職すると失敗する」


そんな格言めいた言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。恥ずかしながら、実は筆者も経験があります。転職先はクルマとは無縁の世界。当然ながら仕事中はもちろん、雑談のときですらクルマのくの字も出てきません。そんな雰囲気に煮詰まると、エレベーターで地下に降りて行って、止まっているクルマ(スーパーカーとかではなく、ほとんどがハイヤー)を眺めて何となく癒され、自分の机に戻っていました。そして結局、自動車関連の世界へと舞い戻ることになるのです。


もちろん、クルマでも経験があります。いまから20数年前、勢いだけで手に入れたいわゆるナローポルシェ。昨今のような暴騰相場ではなく、程度はさておき100万円台、200万円台の個体もゴロゴロしていた時代でした。昨今はひところのピーク時よりは値落ちしているとはいえ、いまでは考えられない価格です。


「買えば何とかなります。買わないで後悔するより、買って後悔しましょう」


無茶なローンを組めばなんとか何とか買えるかもしれない…。自動車雑誌で読んだこの言葉を信じ、実行に移してみたわけです。


その結果は…何ともなりませんでした。


勢いだけで購入したので、メンテナンス費もろくに捻出できない状況。そんなわけで、重症レベルのトラブルが発生したらほぼ即アウト。納車時のウキウキした気分はどこへやら。これはとんでもないものを買ってしまったぞ、と、内心かなり焦りました。


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