一気に秋が深まり…というどころか、日中の最高気温が10度に届かず、森の紅葉は瞬く間に落ち切り、秋を通り越して冬に突入してしまったかのようなドイツの首都・ベルリン。12月のクリスマスシーズンに向けて街全体が盛り上がりを見せていく、その隙間の時期に行ってきました。ベルリン最大の屋内カート場!
筆者は個人的にカートの運転が大好きなのですが、ベルリンの屋内カート場は「かなり大きい」という話を聞いていたので、期待に胸を膨らませて行ってきました。今回は、このカート場について、実際に走った経験をもとにレポートしたいと思います!
ノイケルンに位置する大型屋内カート場
ベルリンの南側にあるディープな地域、ノイケルン。何がディープなのかというと、トルコ系や中東系の移民が多く、「ヨーロッパの街とは思えない」と現地のドイツ人が言うほど、異国情緒にあふれるエリアとして知られています。そんなノイケルンの区役所の近くに、その名も「ベルリンカート(Berlin Kart)」があります。
隣にベルリンのビール会社「ベルリナーキントル(Berliner Kindl)」が運営する美術館があるのですが、そこから撮った上からの写真がこちら。もともとは工場か何かだったのでしょうか?そのあたりの情報は確認できませんでしたが、それにしてもかなり大きく広い!
こちらは入口の正面写真。壊れた自転車が無造作に放置され、落書きされた壁に、周囲は工事中…。だいぶ殺伐とした雰囲気で、実際に営業しているか不安になる外観ではありますが、中からはカートのエンジン音が漏れ聞こえてきます。早速入ってみましょう!
11月1日から新型車両が導入されたばかり
受付前に鎮座するピカピカのカート。実は、11月1日から新しいカートの車種が導入されたばかりで、公式ウェブサイトでも盛んに宣伝されていました。こちらの表彰台は耐久レースやイベントなどで使用されるようで、後ろのスポンサー群といい、なかなか本格的な佇まい。