一刻も早くコロナ禍が去り、オフ会で気兼ねなく親睦を深められることを、多くのクルマ好きが願っていると思います。
近年では、オフ会で愛車を並べて撮影し、SNSにアップして繋がりを得ることを「コラボ」と呼ぶようです。さらに、車種やジャンルを限定しない「オールジャンル」のオフ会も増えました。境界がなくなり、クルマが本当の意味で「コミュニケーションの道具」として進化を遂げているのでしょうか?EV化をはじめ自動車業界が多様に変化するなか、オフ会はカーライフを充実させる重要なイベントであり続けてほしいものです。
「無断オフ会はダメ」とただ訴えても伝わらない?
しかし、依然として私有地や公共施設の駐車場を占拠する「無断オフ会」は存在し続けていています。「会場の使用許可を得て、マナーも守っていたのに通報されてしまった」という話を耳にしたこともあります。一部の影響で、善良なオフ会が肩身の狭い思いをする現状もあるようです。
人は集団になると、罪悪感が薄れるといいます。「みんなやってるから」「悪いのは始めた人だから」と、本人たちが気づかずにマナー違反を平然と行ってしまうのが集団心理...【全文を読む】