ドイツはカンパニーカー制度やカーリースなど、レンタカー以外の「クルマを借りて利用するサービス」が古くから発展していましたが、近年は自動車メーカー主体のサブスクリプションサービスの台頭も目立ってきています。2021年には、ドイツ自動車業界の巨人・フォルクスワーゲン(以下VW)がついにサブスクリプションサービスを開始したことで話題となりました。
今回は、VWのサブスクリプションサービスの内容を紹介しつつ、VWが描く「クルマの使い方の未来像」を紐解いていきたいと思います。
■ドイツに乱立するサブスクリプションサービス
VWが始めたサ...【全文を読む】