いよいよ始まった2019年。各位におかれては、はたしてどのような「年頭の抱負」をお持ちでいらっしゃるだろうか? それはわからないが、少なくともわたくし個人の抱負は「CL CARS“カーゼニ”の原稿を落とさない」である。
休載の理由は「原稿料」にあった
どれだけの数の人にお読みいただいているのかは知らないが、まぁ読んでくださる人にはなるべく喜んでいただくため、毎週このコーナー向けの原稿を鋭意執筆した2018年のわたくしではあった。
だがまことに遺憾ながら、しばしば原稿を落としてしまった。つまり「約束の納期に原稿を納めることができず休載に」というパターンを何度も発生させてしまったのだ。
これすなわちわたくしの「不徳の致すところ」が基本的な原因だが、実はもうひとつの理由がある。
ゼニが、すなわち稿料が安いからなのだ。
具体的な金額をバラすのは信義に反し、反するのみならずCL CARS様から民事訴訟を起こされてしまう可能性すらあるため、明記はしない。だがわたくしがやらせていただいている各種業務のなかで「カーゼニ」の稿料は仏恥義理の安さではある。
それゆえ、大変大変大変に申し訳ないのだが、さまざまな業務の納期が思いっきり重なってしまった場合は、無意識にも「わりと高いギャラのコレが終わってからCL CARSには着手するか……」みたいに思ってしまうのである。すみません。で、そのまま落としてしまう事態が何度か生じてしまったのである。
ゼニ(対価)が安いと人間の身体と心は動かない?
先ほども申し上げたとおり、これはわたくしの不徳の致すところであり、言い訳のしようもない。決してCL CARS様の料金設定のせいではない。わたくしは、最初に提示された稿料に完全に納得しながらスマイリーに「わかりました、やらせていただきます」と申し上げたのだ。
むしろCL CARS様には大感謝しているぐらいだ。だってそうじゃないか。ほとんど個人ブログのような暴言放言丸出しの好き勝手書いてる原稿に対して、なんと「ゼニ」を支払ってくれるのだ。ありがたいとしか言いようがないではないか。
また、わたくしの原稿内容には(たぶん)各所よりクレームやら誹謗中傷やらのご連絡がCL CARS様宛で届いている可能性もある。だがCL CARS様はそういったことなどおくびにも出さず、著者であるわたくしを守ってくださっている。涙が出ます。